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登録日:2022/03/25 (金曜日) 01 12 34 更新日:2024/04/20 Sat 01 42 07NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 MHWorld ウィッチャー エンシェント・レーシェン ケルナン レーシェン 古代樹の森の異変調査 森の精霊 遺存種 『レーシェン』(Leshen)とは、『ウィッチャー3 ワイルドハント』に登場する怪物。 分類は遺存種。 概要 スラヴ神話の森の精霊レーシーに由来する怪物であり、その姿はまるで樹木が生きているかのよう。 人の手が付かない深い森を住処としており、魔法能力で縄張り内の動植物を意のままに操るといわれている。 そのため、若干ながら「強い雑魚」要素があり、油断すると物語の幕を閉ざされる。 しかし対抗策はあり、火に弱くイグニの印で簡単に引火してしまう。 DLC「血塗られた美酒」で追加され、同じく森を住処とする遺存種「スプリガン」とは、頭部に鹿やトナカイのような角を有することが大きな違い。 依頼クエスト「森の主」では、固有名を持つレーシェンの「ケルナン」が討伐対象として登場する。 また、レーシェンの強化個体として「エンシェント・レーシェン」も存在し、通常種よりも樹齢の長い樹木のような姿になっている。 エンシェント・レーシェンはアーンスクロン城の廃墟のリスポーンしない個体と、依頼クエスト「森の中心にて」で登場する個体しか存在せず、後者の個体には「森の精霊」という固有名もあるのだが、ストーリー分岐次第では戦闘を回避できてしまう。 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 -アニヲタWiki- …と、これだけではウィッチャー3で登場する怪物の中の一種に過ぎず、イマイチパッとしないのだが、その後状況は一変する。 MHWorld 『モンスターハンター:ワールド』のタイトルアップデート第5弾(*1)でウィッチャー3とのコラボが実現したのだが、そのコラボコンテンツ実装にあたり、なんとレーシェンに白羽の矢が立ったのである。 古代樹の森の異変調査 上位 ★★★★★★★★★ 特殊クエスト 依頼:古代樹の森の異変調査 目的地 メインターゲット 報酬金 19800z 古代樹の森 任務を達成する 制限時間 受注・参加条件 60分 HR16以上参加人数1人まで 依頼主 総司令 全調査員に告ぐ。古代樹の森にて異変が発生した。怪物退治の専門家であるウィッチャーをサポートし、事態の調査、解決を急げ。※本クエストはリヴィアのゲラルトを操作するクエストとなります タイトルアップデートと同時に追加された1本目の依頼クエスト。 コラボコンテンツであるが、期間限定ではない。 MHWorldではタイトルアップデート第3弾で追加されたナナ・テスカトリを含め、9割以上のクエストがマルチプレイ対応であるのだが、このクエストは例外的に完全ソロ専用になっている。 というのも、通常のクエストは各プレイヤーが分身として作成した「5期団の青い星」操作するのに対し、依頼文の通りこのクエストで操作するのは、転移の門でMHWorldの世界に来たゲラルトさんである。 そしてゲラルトさんがこのクエストで異変の元凶を突き止める事になるのだが、その異変の元凶となっているがレーシェンである。 ゲームシステムからして大きく異なる作品であるため、MHWorldのレーシェンは独特の味付けがされており、魔法で環境生物の「ニクイドリ」を操ったり、古代樹の森に棲む小型牙竜のジャグラスをどこからか召喚したりもする。 一方でゲラルトさんもまた同様に、本家の対抗策であった「イグニの印」が使えるほか、本家じゃまず有り得なさそうな乗り攻撃も仕掛けることが可能であり、成功すれば頭に乗ることが出来る。 また、このクエストの完了までの流れはウィッチャー3側の仕様に合わせてあるようで、道中で幾つかサイドクエストが発生し、成果次第でクエストの結末が変わるようになっている。 そのうちの1つでは、ゲラルトさんはプケプケと共闘してレーシェンの討伐に挑むことになる。 共闘するプケプケはレーシェンの弱点である毒を付与してくれる心強い味方であるものの、とある事情で体力が低く気を抜くとすぐ死んでしまう。 古代樹の森を歩き回って生命の粉塵を用意しておくなど、しっかり準備して挑みたい。 ちなみに古龍種認定されたベヒーモスと違い、レーシェンは原作準拠の遺存種として図鑑に登録される。 森の精霊 上位 ★★★★★★★★★ 討伐クエスト 依頼:森の精霊 目的地 メインターゲット 報酬金 36000z 古代樹の森 エンシェント・レーシェンの討伐 制限時間 受注・参加条件 50分 HR50以上 依頼主 総司令 <門>を使い、古代樹の森に怪物が現れた。森の精霊とも呼ばれ、崇め恐れられる非常に危険な存在だ。十分に留意し討伐するよう。※ウィッチャー3難易度「デスマーチ」相当の高難易度クエスト タイトルアップデート後に追加された2本目の依頼クエスト。 本家でも特殊個体扱いされていたエンシェント・レーシェンだが、MHWorldにおいてもその扱いは変わらず、「古代樹の森の異変調査」の個体とは別種扱いで討伐数が記録される。 「古代樹の森の異変調査」は完全にソロ専用だったのに対し、こちらは「5期団の青い星」で挑む普通の討伐クエストであり、多くのクエスト同様マルチプレイ対応。というよりマルチプレイ推奨仕様。 イベントクエスト枠を使用しているため、Ver15.10アップデートまでは配信期間が限定されていた。 特殊個体扱いは伊達では無く、「古代樹の森の異変調査」の個体より遙かに攻撃力が高い。 拘束攻撃を繰り出してくるが、MHWorldの通常の拘束攻撃とは仕様が異なり、捕らえたハンターのスリンガーを含めた一切の行動を封じてしまう。 更に、マルチプレイ対応にあたり、まるでFF14のような敵視のシステムまであったりする。 (※敵視のシステム自体はタイトルアップデート第4弾のベヒーモスで取り入れられており、それに近い) 体力も非常に多く、ソロ戦では黒龍をも超える多さ。 ただし参加人数による体力補正が無く、肉質は対弾丸が少し低い程度なので、マルチプレイではそこまでダメージが通らないわけではない。 極めつけは、ニクイドリを全方位放出するという、ガード不能な即死級の大技である。 ベヒーモスの「エクリプスメテオ」のような演出が行われることから、一部では「エクリプスカラス」と呼ばれているとか。 ただし、MHWorldにはエクリプスメテオの他にも「王の雫」や「エスカトンジャッジメント」といった、当たれば文字通り即死の大技があるが、それらとは異なり、緊急回避やモドリ玉で回避可能性はあったり、マスターランク防具の防御力やスキルを以て耐え抜くことも可能と、まだ有情なほうではあるのだが。 クエストの依頼文に記載されている難易度「デスマーチ」はウィッチャー3の最上位難易度で、MHWorldにこれらのコンテンツが追加された当時は上位クエストの文字通り最上位難易度であったのだが、MHW Iで更に上の「マスターランク」のクエストが追加されたため、MHW Iまで含めてしまうと最上位難易度ではなくなってしまう。 普通に考えてもMHW Iで追加された黒龍や歴戦王冰龍のほうが明らかに上であるし… とはいえそこいらのマスターランクモンスターのマルチ補正より高い体力や1000を超える防御力でも安心できない攻撃力、捕捉しづらい瞬間移動など装備が変わっても厄介さは変わらない要素が多く、ソロにおける狩猟は今も高難度の部類に入る。 追記・修正は森の中心にてお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] コラボイベントは「Witcher3を経験しているかどうか」で評価が真っ二つに分かれたのが興味深かった。経験済みのプレイヤーには「再現度がヤバイ!スゴイ!」と大絶賛だったが、未経験のプレイヤーからは「モンスターの調査とか人物の掘り下げとかめんどい。モンハンにそんなの求めてない」と渋い評価が目立っていた。自分は前者だったけど。 -- 名無しさん (2022-03-25 22 06 39) ↑なるほどなぁ 万人を納得させられる物を作り上げるのって本当難しいんだなあ -- 名無しさん (2022-03-25 22 11 07) 無印時代に追加された最高難易度コンテンツなのにアイスボーンの裏ボス並べてそいつらの方が上だよ〜って記述はおかしいような -- 名無しさん (2022-03-25 23 03 59) 多人数向けだからと線引きしても調整ミスの類いだと思う -- 名無しさん (2022-03-26 11 55 44) モンハンでゲラルトおじさんになれるなんて思ってもいなかった。武器の再現度も高くて面白かったな -- 名無しさん (2022-03-26 21 13 43) 名前 コメント
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種族 ランク コスト 成長 リミマ報酬 幻 SSR 19 晩成 前衛 光 ドラゴンランス 30 (MAX限界突破)ドラゴンランス 30 後衛 水 号令 30 (MAX限界突破)大号令 25 サポート 水 威光 0 (MAX限界突破)栄光 0 最終進化画像
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魂斗羅スピリッツ 【こんとらすぴりっつ】 ジャンル アクションシューティング 対応機種 ゲームボーイ メディア 1MbitROMカートリッジ 発売元 コナミ 開発元 Factor 5 発売日 1994年9月23日 定価 3,800円(税別) 判定 劣化ゲー ポイント 無理矢理原作再現を試みた結果色々悲惨なことに原作(SFC版)の名シーンたるステージ4を丸ごと削除その他数多くのステージギミック、中ボス・ボスも削除 魂斗羅シリーズリンク 概要 問題点 賛否両論点 評価点 総評 余談 概要 本作は1992年にSFCでヒットした『魂斗羅スピリッツ』を携帯機移植した作品である。開発は魂斗羅ライクなアクションシューティング・タリカン(Turrican)シリーズで有名なファクター5。 十字ボタン+2ボタン(ショット、ジャンプ)でプレイ。画面全体に効果のあるボムはセレクトボタンで撃てる。全5面。 2ボタンの関係上、SFCであった銃の左右使い分け、乱れ撃ち、固定撃ちといったシステムは全て削除されている。 問題点 GBはSFCにあった拡大縮小回転機能など当然持ち合わせていない。そのハード性能差を考慮せず無理やり原作再現を試みた結果、悲惨なことに。 まずは自機の操作性。全体的にモタモタとどんくさい挙動。 まず、魂斗羅と言えばしゃがみ=伏せなのだが、本作ではなぜか妙な屈みポーズになっている。これはタリカンのしゃがみポーズと同じなのだが、魂斗羅としてはかなり違和感がある。 武器間のバランスも悪化 初期武装のマシンガンはSFCでは「…………」という感じだが、本作では「・ ・ ・ ・」とトロくさく途中で弾切れすら起こす始末。効果音もSFCでは「トゥルルルルル」という感じなのに、本作では「ザザザザザザ」、スプレッドでは「シャシャシャシャシャシャ」といった感じである。爆発音も「ボボボボ」と濁っており、まるで爽快感が感じられない。 パワーアップガンのスプレッドは3方向にしか弾が飛ばず、範囲も狭いので、まるで「拡散」という感じがしない。レーザーに至っては削除されている有様。 過去に同じくゲームボーイで発売されていた『コントラ』では上述のマシンガンとスプレッドの2つは据え置き機の物を忠実に再現していたが、実質的な続編に相当する本作では再現されてない体たらく。 SFC版でゲームを彩っていた数多くのステージギミックや中ボス、ボスキャラも数多くカット。 ステージ1の中ボス戦車「マグナスMK-II」、3面の中ボス「ガースベース」、3面ボスの「ビッグファズ」の前座のロボ「ケニ1号・2号」などなど。5面ボス「アントヘル」は2面ボス「ボコスパイダー」のパーツを切り貼りしており、見栄えが悪い。 最終面ではこれが特に顕著で、本来ボスラッシュに参加するはずの「ゴメラモスキング」「メタルエイリアン」「サール」などのボスキャラが削除されており、その穴埋めとして「ジャバ」が3回も出てくるという苦肉の策に。ラスボスは「ギャバ」で統一されている。 グラフィックも使い回しが多く、描き込みも1990年にコナミが発売したGBの『コントラ』に比べると粗い。 また本作はスーパーゲームボーイにも対応しているのだが、そのカラー配色も赤色や紫色が多く、あまりいい色使いとは言い難い。 というか、SFCで本作を遊ぶのなら原作をプレイした方が手っ取り早く、わざわざスーパーゲームボーイで本作をプレイする意義はほぼ無いに等しいだろう。 再現度の低いBGM BGMもSFCの音源を無理やりGBで再現しようとしたためか、妙に高音が多く、刺々しい。 楽曲の再現度も怪しい部分がチラホラ見られる。例えばトップビュー面は再現度自体はマシな部類ではあるものの後半で新規フレーズが追加されていて不自然な作りに。ボス戦に至ってはオリジナルの再現を完全に諦めてしまったのか早速「原曲が行方不明」というような趣のアレンジで完全に別曲と化している。恒例のステージクリアBGMも音程が妙に暗くコレジャナイ感が強い。 ハードの都合上仕方ない点ではあるがオリジナルから削除された楽曲も存在する。上述のトップビュー面は砂漠の方が削除されハイウェイのみになっていたり、最終ステージ(エイリアン)のBGMに至っては道中以外の固有楽曲が全てカットされてしまった。特に前者については、雰囲気の異なるステージの楽曲が割り当てられてしまった事によって、完全にミスマッチと言わざるを得なくなってしまった。 一応、3面(工場)やエンディングといった比較的原曲に忠実な再現度の楽曲もあるにはあるのだが、イントロや後半部分といったフレーズがカットされているぶつ切りアレンジになっていて中途半端な印象を受ける。 ステージクリア画面も改悪。 クリアボーナスがパスワードに差し替えられたのはまだ良いものの、背景の漢の一枚絵が2種類のみに減少してしまった。加えて、一枚絵の片割れはOPの使い回しでイマイチパッとしない。 上で「全5面」とあるが、それもそのはず、本作はSFC版の名シーンたる4面を丸ごと削除してしまっている。 バイクに乗りながらヘルライダースや、高速戦車ブービー号、対魂斗羅戦艦ドドリゲス、テトランダッカーと戦い、ヘリに飛び移ってロケット忍者ササキと戦い、ミサイルに次々と飛び移りながらドドリゲス本体と戦うシーンはスピリッツ一番の名場面である。容量の都合とは言えそこを削除してしまうのはやはり問題があるだろう。 画面サイズの問題でもあったのか、『コントラ』に引き続きシリーズの醍醐味である2Pプレイが出来ず、1人プレイ専用ゲームになってしまっている。 よって、本作でのランスの出番はパッケージイラスト及びオープニングデモでの一言と非常に少なく、どれも非戦闘シーンである事から、影が薄すぎると言わざるを得ない。 なおランスは後のシリーズ作品ではストーリーの段階で殺害されたと思われたら敵の首領として復活していたり、戦闘描写こそ存在するもののNPCとして登場する等扱いが酷い。本作での残念っぷりはある意味では彼の運命を予言していたのかも知れない。 賛否両論点 両手持ち・固定撃ちの削除 本作ではゲームボーイ移植に伴い、オリジナルの特徴の一つだった武器の両手持ちと移動固定撃ちが削除され、初代「魂斗羅」とほぼ同じ操作方法に変化した。 この点は「シリーズの原点回帰」として好意的に受け止めるプレイヤーもいる。 評価点 SFC版には無かったパスワードコンティニュー機能が搭載されている。 パスワードはステージクリアごとに表示され、次回プレイ開始時にパスワードを入れると継続プレイが可能となる。 ただ、魂斗羅シリーズ自体一周のプレイ時間が長くなく、さっと終わるゲームである事に加えて、面数もSFCから減少してしまっており、需要があったかどうかは定かでは無い。 後に発売した『ハードスピリッツ』で削除されてしまったオープニングデモとトップビュー面、ボムが再現されている点。 ただ、オープニングデモは海外開発の影響なのか英語表示になっていて、国内のプレイヤーは違和感を感じ易いのが難。 登場武器のうち、ファイアとクラッシュの2つはまともな性能。 特にファイヤーの炎をキー操作でウネウネと動かす様は、ゲームボーイにしてはよく出来ている。 2、4面のトップビュー面ではゲームボーイ自体に回転、縮小機能が登載されてない関係で画面回転がカットされて純粋な縦スクロール面に変更されたが、操作方法の簡略化により十字ボタンとボタンの操作に集中出来るようになった。 今回の移植によって「操作が複雑」「画面酔いを引き起こしやすい」等原作で指摘されていたトップビュー面の仕様は劇的に改善されていると言えよう。 総評 ファクター5は本来は技術力の高い会社なのだが、やはりSFCの性能をフルに使った作品をGBで再現するのは無理があり過ぎたと言わざるを得ない。 余談 外部出力への対応 本作はSFCの周辺機器であるスーパーゲームボーイを経由する事によって、テレビの大画面でもプレイする事が出来る。 同ハードでのプレイの際には爆発音といったSEがADPCM音源を使用した専用の物に変化する。 後にゲームボーイアドバンス専用ソフト『魂斗羅ハードスピリッツ』で携帯機種に再移植されたが、これまた問題の多い作品になってしまった。 更にその後はNew3DSバーチャルコンソールで原作の魂斗羅スピリッツ自体が配信されてしまい、携帯機で出来るスピリッツという本作の存在意義も完全に消滅する事になった。だが『ハードスピリッツ』に至ってはとある理由でしばらく存在意義を保っていた。詳しくは当該記事へ。 本作でも欧州ではプレイヤーキャラクターがロボットに差し替えられた「Probotector」名義で発売されている。同名義での欧州展開は本作が最後となり、次作「Contra Legacy of War」からは全世界で「魂斗羅」名義に統一される事になった。 ファクター5の代表作「タリカン」は機械のような姿のプレイヤーキャラクターの横スクロールアクションシューティングという、本作と類似した作品になっており、ある意味欧州版は「タリカン」の姉妹作とも言うべき作品なのかも知れない。 本作を手掛けたファクター5は翌1995年にGB『アニマニアクス』(国内未発売)を、1996年にMD『実況ワールドサッカー2 ファイティングイレブン』を同じくコナミとのタッグでリリースしている。 ちなみに、本作と比較するとどちらとも破綻は見受けられてない。
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スノースピリッツ(すのーすぴりっつ) 登場作品 + 目次 ヴェスペリア 関連リンク関連種ヴェスペリア ネタ ヴェスペリア 作中説明 No.(XBOX) 198 No.(PS3) 243 Lv 47 種族 魔生物型 HP 17500 TP 222 物攻 490 物防 424 魔攻 214 魔防 240 敏捷 220 状態異常 - 弱点 火(50%) 耐性 地(20%)・光(20%)風(20%吸収)・水(20%吸収) EXP 276+28 G 572 LP 4+2 備考 天候変化時限定 落とすアイテム フリーズストーン(25+10%)ニンジン (15+10%) 盗めるアイテム ござ(15%) 出現場所 ゾフェル氷刃海(ダンジョン)ザ・無尽斬り (※基準はNormal 落とすものは最大値) 行動内容 腕を広げて回転して周囲の相手を攻撃する。3HIT。 4連続のパンチで前方の相手を攻撃する。 氷ブレスで前方の相手を攻撃する。 爆発/自爆して周囲の相手を攻撃する。自身もダメージ+気絶 総評 晴天時のゾフェル氷刃海に出現する雪だるま型の魔物。スピリット系の魔物。 見た目によらず単発の氷ブレス攻撃が追加されている。 攻撃パターンの割にそれほど強い敵ではないが、属性耐性がかなり高いので注意。 ▲ 関連リンク 関連種 ヴェスペリア バルーンゴースト ジェットバルーン ビッガーバルーン ゲソゴンガ ターコイズ プリフワワ ロサギガンティア ストレンジコウモリ ファンシーパラソル ファイアスピリッツ フレイムスピリッツ クリスタスピリッツ コアスピリッツ アイススピリッツ ポルターガイスト アンカーガイスト ヒステリックパープル ネタ スノースピリッツ(英:snow spirits)とは、「雪の精霊」という意味。 ▲
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バトルスピリッツ コネクテッドバトラーズ - Switch 発売日:1月20日 Nintendo Switchに『バトルスピリッツ』が登場! 1000種類以上の収録カードを使って 全国のバトラー達とネットワークを通じてバトルが可能! さらに、バトスピ初心者でも、 1人で遊べるストーリーモードを通してルールが学べる! ここを編集 2019年6月配信開始。バトルスピリッツ ダブルドライブに続くシリーズ第9弾。第10弾にバトルスピリッツ 赫盟のガレットがある。 https //www.bn-pictures.co.jp/battlespirits/Saga-Brave/ 監督 渡辺正樹 シリーズ構成 冨岡淳広 キャラクター原案 剛田チーズ キャラクターデザイン 湯本佳典、石川てつや スピリットデザイン 石垣純哉、今石進、寺島慎也、ヒラタリョウ、丸山浩、小野和寛 メカニックデザイン やまだたかひろ プロップデザイン ヒラタリョウ 美術監督・美術デザイン 中村典史 色彩設計 柴田亜紀子 撮影監督 貞松寿幸 CGプロデューサー 井上喜一郎 CGディレクター 長嶋晋平 2DCGチーフ 髙倉誠 特殊効果 前村陽子 編集 渡辺直樹 音響監督 藤野貞義 音響効果 蔭山満 録音調整 西澤規夫 録音助手 木澤秀昭、太田泰明 音楽 瀬川英史 設定制作 萬代耕士 アニメーション制作 BN Pictures 脚本 冨岡淳広 絵コンテ 渡辺正樹 演出 渡辺正樹 作画監督 湯本佳典 石川てつや 小野和寛 西村聡 稲吉智重 鈴木幸江 西島加奈 ■関連タイトル バトルスピリッツ コネクテッドバトラーズ - Switch DVD付き バトルスピリッツ ~MUSIC DECK THE BEST~ 随時更新! pixivFANBOX アニメ@wiki ご支援お待ちしています! ムック本&画集新刊/個人画集新刊/新作Blu-ray単巻/新作Blu-ray DVD-BOX アニメ原画集全リスト スタッフインタビューwebリンク集 最新登録アイテム Blu-ray 魔女見習いをさがして Blu-ray「どうにかなる日々」Blu-ray Happy-Go-Lucky Edition 初回限定生産 Blu-rayDisc付き 『ラブライブ! スーパースター!!』「始まりは君の空」【みんなで叶える物語盤】 BEM~BECOME HUMAN~豪華版Blu-ray Blu-ray 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 10th Anniversary Compact Collection Blu-ray ぐらぶるっ! Blu-ray 映画クレヨンしんちゃん 激突! ラクガキングダムとほぼ四人の勇者 Blu-ray CHRONO CROSS 20th Anniversary Live Tour 2019 RADICAL DREAMERS Yasunori Mitsuda Millennial Fair FINAL at NAKANO SUNPLAZA 2020 ゴブリンスレイヤー Blu-ray BOX 初回生産限定 グリザイア ファントムトリガー THE ANIMATION 03[Blu-ray] 特装版 ラブライブ! サンシャイン!! Saint Snow 1st GIG 〜Welcome to Dazzling White Town〜 Blu-ray Memorial BOX ゾンビランドサガ Blu-ray BOX 初回生産限定盤 Blu-ray 思い、思われ、ふり、ふられ 完全生産限定版 Blu-ray Fate/Grand Carnival 1st Season 完全生産限定版 Blu-ray Fate/Grand Carnival 2nd Season 完全生産限定版 Blu-ray ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかIII OVA Blu-ray 映画プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日 BD特装版 Blu-ray アズールレーン 三笠大先輩と学ぶ世界の艦船 ぶるーれい Blu-ray 水瀬いのり Inori Minase 5th ANNIVERSARY LIVE Starry Wishes かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ 22 OVA同梱版 呪術廻戦 公式ファンブック よつばと! 15 監修 庵野秀明・樋口真嗣など 夢のかけら 東宝特撮映画篇 パラレルパラダイス 13 特装版 アイドルマスター ミリオンライブ! Blooming Clover 9 オリジナルCD付き限定版 美樹本晴彦マクロス画集 軌 わだち― 夜ノみつき 10th EUSHULLY WORKS しらこ画集 ILLUSTRATION MAKING VISUAL BOOK カズアキ画集 Kazuaki game artworks ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~ 公式ビジュアルコレクション ぼくたちは勉強ができない 第21巻 音声ドラマ ミニ画集付き同梱版 あいきょう 荻pote作品集 ヒョーゴノスケ流 イラストの描き方 TVアニメ『くまクマ熊ベアー』オフィシャルファンブック 押井守原作・総監督 西村純二監督作品 『ぶらどらぶ』 解体新書公式コンプリートガイド OCTOPATH TRAVELER Design Works THE ART OF OCTOPATH 2016-2020 おそ松さん 3rd season SPECIAL BOOK 描きたい!!を信じる 少年ジャンプがどうしても伝えたいマンガの描き方 YMO1978-2043 「小冊子・YMO全トラックリスト2021 Amazon限定表紙版」付き To LOVEる -とらぶる- ダークネス FIGURE PHOTOGRAPHY COLLECTION 斉藤朱夏 CALENDAR 2021.4-2022.3 ラブライブ! サンシャイン!! Aqours DOME TOUR COMIC ILLUSTRATION BOOK ラブライブ! サンシャイン!! Aqours COMIC ILLUSTRATION BOOK 2020 Winter イジらないで、長瀞さん 10 特装版 「はたらく細胞」公式アニメ完全ガイド リスアニ! Vol.43.2「アイドルマスター」音楽大全 永久保存版VII アイドルマスター シャイニーカラーズ 3 CD付き特装版 ウルトラマンマックス 15年目の証言録 ウルトラマンZ特写写真集 じじぃ 人生は深いな 冴えない彼女の育てかた 深崎暮人画集 上 Flat. ぷよぷよ アートワークコレクション 古谷静佳1st写真集 re START THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER COLLABORATION! Great Journey ウルトラマンゼロ Blu-ray BOX クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 Blu-ray BOX 初回生産限定版 小林さんちのメイドラゴンBlu-ray BOX ゆゆ式Blu-ray BOX スペシャルプライス版 とーとつにエジプト神 Blu-ray 直球表題ロボットアニメ 全話いっき見ブルーレイ 未来ロボ ダルタニアス 一挙見Blu-ray VOL.1 シュヴァルツェスマーケン 全話見Blu-ray ワールドトリガー一挙見Blu‐ray VOL.1 異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 魔王プレイボックス 初回生産限定 トータル・イクリプス 全話見Blu-ray Blu-ray Cutie Honey Universe Complete Edition 夜ノヤッターマン 全話いっき見ブルーレイ こみっくがーるず Blu-ray BOX 初回生産限定 Blu-ray 幼女社長 むじなカンパニーセット 初回生産限定 ログ・ホライズン 円卓崩壊 Blu-ray BOX 七つの大罪 憤怒の審判 Blu-ray BOX I Blu-ray 水樹奈々 NANA ACOUSTIC ONLINE 『Dr.STONE』2nd SEASON Blu-ray BOX【初回生産限定版】 魔術士オーフェンはぐれ旅 キムラック編 Blu‐ray BOX 今井麻美 Winter Live「Flow of time」 - 2019.12.26 at EX THEATER ROPPONGI - Blu-ray盤 Blu-ray 仮面ライダーゼロワン ショートアニメ EVERYONE'S DAILY LIFE 仮面ライダー一挙見Blu-ray 1号 2号・V3編 仮面ライダー一挙見Blu-ray X・アマゾン・ストロンガー編 スーパー戦隊一挙見Blu-ray 1975-1981 スーパー戦隊一挙見Blu-ray 1982-1986 半妖の夜叉姫 Blu-ray Disc BOX 1 完全生産限定版 裏世界ピクニック Blu-ray BOX上巻 初回生産限定 Levius レビウス Blu-ray BOX【期間限定版】 スーパー戦隊 学研の図鑑 江口寿史美人画集 彼女 アニメディスクガイド80's レコード針の音が聴こえる necomi画集 PHONOGRAPHIC フルーツバスケット アニメ2nd season 高屋奈月 Illustrations 2 彼女、お借りします TVアニメ第1期 公式設定資料集 ドラゴンボール 超戦士シールウエハースZ 超シールガイド ガンダムアーカイヴス『ガンダムビルドシリーズ』編 Angel Beats! 天使画集 Angel Diary PANZER FRAULEIN 野上武志画集 【陸編】 Angel's cage るび様画集 Sweet Dream はすね画集 画集 制服Girl's▼コレクション もりょ作品集 異世界ファンタジーのキャラクターコレクション 劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」公式ビジュアルBOOK アイドルマスター シャイニーカラーズ イラストレーション ワークス VOL.2 Blu-rayDisc付き 八十亀ちゃんかんさつにっき 10 特装版 あんさんぶるスターズ! Ready For Star 2巻 缶バッジ付 Switch エーペックスレジェンズ チャンピオンエディション New ポケモンスナップ -Switch 【PS4】BIOHAZARD VILLAGE PLAMAX 聖戦士ダンバイン サーバイン ノンスケール PS製 組み立て式プラスチックモデル スーパーミニプラ 無敵ロボ トライダーG7 3個入りBOX 魔道祖師 前塵編 完全生産限定版 HGUC 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ Ξガンダム MG 機動戦士ガンダムSEED モビルジン 1/100スケール カンチ 青 ノンスケール ABS&ダイキャスト製 塗装済み完成品 ☆赤ver 魔女の旅々17 ドラマCD付き特装版 クリストファー・ノーランの世界 メイキング・オブ・インターステラー BEYOND TIME AND SPACE 時空を超えて るるぶアズールレーン からかい上手の高木さん15からかいカレンダーカード付き特別版 「武装神姫」原案イラスト集 ALLSTARS 機動戦士ガンダム サンダーボルト 17 キャラクターブック付き限定版 とある科学の超電磁砲T OFFICIAL VISUAL BOOK Aqours 5周年記念アニメーションPV付きシングル「smile smile ship Start!」【BD付】
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ハワイ 選手との対戦が七回ある。 ★★★★★まである。 クリアするとキャンプ地「高知」のロックが解除される。 オススメパートナー ●投手 ダルビッシュ 涌井 佐藤(カープ)もしくは高濱(タイガース) 永川 木佐貫 小野寺 ●野手 青木(ヤ) 鳥谷(阪) 比嘉(広) 中島(西) 内川(ベイ) 投手SPフォーム ●オーバースロー フォーム名称 所持選手名 オーバースロー1 天野浩一 オーバースロー2 井川慶 オーバースロー3 石井貴 オーバースロー4 石堂克利 オーバースロー5 井場友和 オーバースロー6 ティム・ウェイクフィールド オーバースロー7 上原浩治 オーバースロー8 梅原伸亮 オーバースロー9 江川卓 オーバースロー10 大塚晶則 オーバースロー11 岡島秀樹 オーバースロー12 門倉健 オーバースロー13 金田政彦 オーバースロー14 川上憲伸 オーバースロー15 川崎憲次郎 オーバースロー16 川村丈夫 オーバースロー17 藪恵壹 オーバースロー18 リック(リッキー)・ガトームソン オーバースロー19 黒木知宏 オーバースロー20 黒田博樹 オーバースロー21 桑田真澄 オーバースロー22 小林雅英 オーバースロー23 斎藤隆 オーバースロー24 斎藤佑樹 オーバースロー25 佐々岡真司 オーバースロー26 佐々木主浩 オーバースロー27 姜建銘(ジャン・チェンミン) オーバースロー28 GG(ジェレミー・ゴンザレス) オーバースロー29 中田翔 オーバースロー30 野茂英雄 オーバースロー31 ジェレミー・パウエル オーバースロー32 東尾修 オーバースロー33 ジャレッド・フェルナンデス オーバースロー34 福盛和男 オーバースロー35 西本聖 オーバースロー36 松坂大輔 オーバースロー37 宮越徹 オーバースロー38 村田兆治 オーバースロー39 森慎二 オーバースロー40 薮田安彦 オーバースロー41 山口高志 オーバースロー42 吉武真太郎 オーバースロー43 マット・ソーントン オーバースロー44 ロイ・オズワルト オーバースロー45 オーバースロー46 オーバースロー47 テッド・リリー オーバースロー48 J・P・ハウエル オーバースロー49 オーバースロー50 スコット・リッチモンド オーバースロー51 ウバルド・ヒメネス オーバースロー52 オーランド・ローマン オーバースロー53 ホアキム・ソリア オーバースロー54 フェリックス・ヘルナンデス オーバースロー55 フランシスコ・ロドリゲス オーバースロー56 オーバースロー57 陳瑋(チェン・ウェイ) オーバースロー58 オーバースロー59 金廣鉉(キム・グァンヒョン) ●スリークォーター フォーム名称 所持選手名 スリークォーター1 入来祐作 スリークォーター2 岩本勉 スリークォーター3 牛島和彦 スリークォーター4 小倉恒 スリークォーター5 具臺晟(ク・デソン) スリークォーター6 佐々木貴賀 スリークォーター7 ダン・セラフィニ スリークォーター8 高橋建 スリークォーター9 ショーン・ダグラス スリークォーター10 伊藤智仁 スリークォーター11 トム・デイビー スリークォーター12 デニー友利 スリークォーター13 ドミンゴ・グスマン スリークォーター14 伊良部秀輝 スリークォーター15 クリストファー・ニコースキー(ニトコースキー) スリークォーター16 野口茂樹 スリークォーター17 長谷川滋利 スリークォーター18 ジョン・ベイル スリークォーター19 前川勝彦 スリークォーター20 ルイス・マルティネス スリークォーター21 トレイ・ムーア スリークォーター22 盛田幸妃 スリークォーター23 吉田豊彦 スリークォーター24 スリークォーター25 スリークォーター26 スリークォーター27 スリークォーター28 スリークォーター29 CC・サバシア スリークォーター30 スリークォーター31 スリークォーター32 スリークォーター33 ジェイク・ピービー スリークォーター34 スリークォーター35 チアゴ・ダシルバ スリークォーター36 アロルディス・チャプマン スリークォーター37 ペドロ・ルイス・ラソ スリークォーター38 ノルヘ・ベラ スリークォーター39 ノルベルト・ゴンザレス スリークォーター40 ペドロ・マルティネス スリークォーター41 エディンソン・ボルケス スリークォーター42 ハビアー・バスケス スリークォーター43 ペドロ・フェリシアーノ スリークォーター44 オリバー・ペレス スリークォーター45 カルロス・ザンブラーノ スリークォーター46 倪福德(ニー・フーデ) スリークォーター47 奉重根(ポン・チュングン) スリークォーター48 柳賢振(リュ・ヒョンジン) ●サイドスロー フォーム名称 所持選手名 サイドスロー1 相木崇 サイドスロー2 鎌倉健 サイドスロー3 高津臣吾 サイドスロー4 佐藤宏志 サイドスロー5 前田幸長 サイドスロー6 ランディ・ジョンソン サイドスロー7 サイドスロー8 サイドスロー9 ヨレクシス・ウラシア サイドスロー10 ルイス・ミゲル・ロドリゲス サイドスロー11 孫國強(スン・グォキン) ●アンダースロー フォーム名称 所持選手名 アンダースロー1 山田久志 アンダースロー2 マイク・マイヤーズ アンダースロー3 アンダースロー4 ブラッド・ジーグラー アンダースロー5 廖于誠(リャオ・ユーチェン) 野手SPフォーム ●スクエア フォーム名称 所持選手名 スクエア1 浅井樹 スクエア2 石井浩郎 スクエア3 犬伏稔昌 スクエア4 岩村明憲 スクエア5 マイク・キンケード スクエア6 アンディ・シーツ スクエア7 城島健司 スクエア8 新庄剛志 スクエア9 鈴木健 スクエア10 副島孔太 スクエア11 高橋慶彦 スクエア12 田中一徳 スクエア13 田中幸雄 スクエア14 アレックス・ロドリゲス スクエア15 長嶋茂雄 スクエア16 西山秀二 スクエア17 初芝清 スクエア18 波留敏夫 スクエア19 ペドロ・バルデス スクエア20 福留孝介 スクエア21 古田敦也 スクエア22 町田公次郎 スクエア23 松井稼頭央 スクエア24 水口栄二 スクエア25 元木大介 スクエア26 山本浩二 スクエア27 宮地克彦 スクエア28 村田真一 スクエア29 ルイス・ロペス[元C/H] スクエア30 岡田彰布 スクエア31 細川亨[バスター] スクエア32 田淵幸一 スクエア33 掛布雅之 スクエア34 若松勉 スクエア35 アダム・リグス スクエア36 デビッド・オルティーズ スクエア37 マニー・ラミレス スクエア38 ケビン・ユーキリス スクエア39 チッパー・ジョーンズ スクエア40 ブライアン・マッキャン スクエア41 金泰均(キム・テギュン) スクエア42 デービッド・ライト スクエア43 デレク・ジーター スクエア44 ホセ・レイエス スクエア45 ホセ・ギーエン スクエア46 ミゲル・テハダ スクエア47 マーク・デローサ スクエア48 楊洋(ヤン・ヤン) スクエア49 王超(ワン・チャオ) スクエア50 張振旺(ザン・ゼンワン) スクエア51 劉廣標(リュ・グァンビャオ) スクエア52 ヨスバニー・ペラサ/アルバート・プホルスとしても使えるかと スクエア53 ミチェル・エンリケス スクエア54 李机浩(イ・ボムホ) スクエア55 李大浩(イ・デホ) スクエア56 秋信守(チュ・シンス) スクエア57 アレックス・オチョア スクエア58 貝塚政秀 スクエア59 清原和博 スクエア60 フリオ・ズレータ スクエア61 T(タイロン).ウッズ スクエア62 的山哲也 ●オープン フォーム名称 所持選手名 オープン1 ジョージ・アリアス オープン2 ナイジェル・ウィルソン オープン3 エンジェル・エチェバリア オープン4 片岡篤史 オープン5 レオ・ゴメス オープン6 立川隆史 オープン7 ジミー・ハースト オープン8 トニー・バティスタ オープン9 ルーズベルト・ブラウン オープン10 トッド・ベッツ オープン11 ロベルト・ペタジーニ オープン12 フランク・ボーリック オープン13 松井秀喜 オープン14 デリック・メイ/イバン・クルーズ オープン15 イチロー オープン16 ライアン・ハワード オープン17 カーティス・グランダーソン オープン18 ジミー・ロリンズ オープン19 張福佳(ザン・フージャ) オープン20 アリエル・ペスタノ オープン21 李容圭(イ・ヨンギュ) オープン22 オープン23 オープン24 小関竜也 オープン25 鈴木尚(元YB) オープン26 種田仁 オープン27 クレイグ・ブラゼル オープン28 真中満 足りない箇所・誤っている箇所は情報提供・補完・訂正をお願いいたします。 コメント 名前 コメント
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登録日:2015/02/21 Sat 19 53 28 更新日:2024/05/07 Tue 20 38 15NEW! 所要時間:約 10 分ニテ読メシ物ナリ ▽タグ一覧 EXAM SNK ゲーム サムスピ サムライスピリッツ シリーズ項目 ネオジオ パチンコ化 侍 刀 名作 和風 格ゲー 格闘ゲーム 武士道 江戸 爽快 萌えキャラの宝庫 サムライスピリッツとはSNKが制作した対戦型格闘遊戯である。略称は「サムスピ」「侍魂」。 日本国外で販売される際には「SAMURAI SHODOWN」と言う題名となっている。 本項目においては其れら一連の作品について解説を為す。 ●目次 概要 歴代演目ノ項・平面格闘遊戯ノ一覧SAMURAI SPIRITS 真SAMURAI SPIRITS 覇王丸地獄変 サムライスピリッツ 斬紅郎無双剣 サムライスピリッツ天草降臨 サムライスピリッツ零 サムライスピリッツ零 SPECIAL サムライスピリッツ天下一剣客伝 サムライスピリッツ 六番勝負 SAMURAI SPIRITS(2019) ・立体格闘遊戯ノ一覧SAMURAI SPIRITS ~侍魂~ SAMURAI SPIRITS 2 ~アスラ斬魔伝~ 剣客異聞録 甦りし蒼紅の刃 サムライスピリッツ新章 サムライスピリッツ閃 ・他遊戯ノ一覧真説サムライスピリッツ 武士道烈伝 ナコルル ~あのひとからのおくりもの~ Days of Memories ・映像オヨビ漫画作品ノ一覧破天降魔の章 アスラ斬魔伝 ナコルル ~あのひとからのおくりもの~ 郷里之畏友編 サムライスピリッツ 島原天草邪神城攻略編 サムライスピリッツ(コミックボンボン版) 魔界武芸帳 サムライスピリッツ サムライスピリッツ 覇王丸地獄行 侍魂 斬紅郎無双剣 斬肉の夏 ボンボン餓狼 概要 本作独自の要素は、登場する剣客らが皆帯剣をしている事が挙げられる。 他の対戦型格闘遊戯においても帯剣ないしは武器の所持をしている登場人物はいたが、其れを遊戯内容に活かしているとは言い難い物があった。 然しながら本作はその剣に主眼を置いており、遊戯の上での規則や登場人物の背景にまで関わるものと成っている。 第一作目から剣ではなく爪、鎖鎌、宝珠、後の作品では腕輪、玉串、銃、筒、弓矢、石柱等、剣はおろか刃物ですらないものも見られるが、寸言は無用。 そして剣戟で勝敗を付けるため、凝った曲や斬撃の効果音、自然や町屋を象った背景、血飛沫や人体の切断と言った演出が遊戯を行う者を悦せた。 尚、近年の作品では猟奇的な演出は縮小傾向にあるので注意されたし。 遊戯性は一撃の重みと駆け引きに趣きが置かれている。 基本的に技の隙は大きいが、故に真剣で剣戟を行っている様な雰囲気は本作独自の物。 如何にして相手の剣撃を避わし、如何にして自らの一刀を加えるかと言う駆け引きも侍同士の一騎打ちが強く感じられる。 これまた、登場人物には侍や忍者はおろか、巫女、歌舞伎役者、からくり、魔人、亡霊、果ては狼や鳥と言った人外の者も多いが、不平を述べるだけ無駄な行為だろう。 其れらの独自性が故に、『餓狼伝説』『龍虎の拳』と共に全盛期のSNKを支えた。 なお剣サム以外の全作品が同じ時系列として扱われているが、順番は昔からのサムスピ好きでなければかなり解り難い。 初代サムスピの過去に当たる話がある事もザラ・・・というか大半が過去の話となっている。 歴代演目ノ項 ・平面格闘遊戯ノ一覧 SAMURAI SPIRITS 武士道トハ 死ヌコトト見ツケタリ 修羅道トハ 倒スコトト見ツケタリ 我、悪鬼羅刹トナリテ 目ノ前ノ 敵スベテヲ… 斬ル!! NEO GEO版 広告 天と共に生き 天と共に死ぬ運命(さだめ)。 信ずる者は、己が刃のみ。 NEO GEO SAMURAI SPIRITS 118メガ 新登場 ○物語 一七七八年末期。 世界各地に疫病、天変地異、戦乱が起き、人々は不安と絶望の中に陥っていた。 其の混迷の世を見て、微笑む者がいた。 かつて徳川幕府によって命を断たれた恨みを心に残した天草四郎時貞は暗黒の力を得て甦り、不気味な力を操り、邪教の教えを広めて世界を破滅に導こうと目論む。 災厄の時代の中、己の信念をかけて戦う者たちがいた。 目的も信念も違う彼らだが、互いに引き寄せられるように出会い、闘い、そして災厄の中心へとその足を向けるのだった。 ○登場剣客ノ一覧 ・拾弐ノ剣客 覇王丸、橘右京、ナコルル、ガルフォード、シャルロット、服部半蔵、柳生十兵衛、千両狂死郎、王虎、タムタム、不知火幻庵、アースクェイク ・最後ニ現レシ敵 天草四郎時貞(一部の移植版において使用可能) ・熱闘版ノミニ現レシ剣客 黒子、飛脚 一九九三年稼働開始。爽快感溢れる操作感覚で人気を博した第壱作。絵師は臼井影氏氏。 必殺技を繰り出す駆け引きよりも、強斬りの絶大な威力が最大の特徴。 他、攻撃を受けることで溜まり、最大になると攻撃力が上昇する怒りゲージと言う一連の作品を象徴する要素や、鍔迫り合い、飛脚が投げ込む物品等、意欲的な物も取り込まれている。 対戦に於ける釣り合いも程よく、最初の作品でありながら最高傑作としても名高い。 現在にも熟練のもののふが集う、「北河内武芸帳」なる集まりも存在する。 同年の、読者が選ぶゲーメスト大賞を受賞の他、ベスト演出賞、ベストVGM賞、ベストキャラクター賞・ナコルルを受賞している。 特に十二人の剣客の中でもナコルルの人気は群を抜いており、萌ゑの概念を作り出したと人はそう呼ぶ。 他にも、武士道を体現した主人公覇王丸、北米人で有りながら忍のガルフォード、巨体故に相手に投げられないアースクェイク等、魅力的な剣客は多く存在する。 真SAMURAI SPIRITS 覇王丸地獄変 今は昔のものがたり 我が道 極めんとする男あり 血生臭い 生きざまに 凶事まとうは 偶然ではなかった ○物語 暗黒神アンブロジァを復活させんと、世界に災厄を引き起こした天草四郎時貞は一人の剣士に滅ぼされ、其の存在は史実に記されることはなかった。 復活した天草に深く関わった者の一人、覇王丸はある晩に闇討ちを受ける。 容易く首を取られる訳もなく男を捕えたが、明らかに暗黒の力に操られており、覇王丸に向かって「貴様の魂はいずれ奪ってやる……。あんぶろじぁ……復活」 魔性の者が自分の命を狙っている。天草と同じ暗黒の影を感じとった覇王丸は剣技の師を訪れた。 話を聞いて、師はいつになく険しい表情で覇王丸を見据えた。 「彼奴には近付くでない。お前はたしかに強ぅなった。しかし、手を出すでないぞ。よいな」 師は何かを知っている様子であったが、何も語らず、覇王丸も聞こうとはしなかった。 その夜、久しぶりに師と酒を酌み交わした覇王丸は夜明けを待たずして旅に出た。 ――口元に不敵な笑みを浮かべて。 ○登場剣客ノ一覧 ・拾五ノ剣客 牙神幻十郎、チャムチャム、ナインハルト・ズィーガー、花諷院和狆 覇王丸、橘右京、ナコルル、ガルフォード、シャルロット、服部半蔵、柳生十兵衛、千両狂死郎、王虎、不知火幻庵、アースクェイク ・人ノ身ニハ操レヌ強者 黒子(乱入)、羅将神ミヅキ(最後に現れし敵) 一九九四年に稼働を開始した弐作目。前作より明るい演出と作風になっている。武器破壊必殺技(超必殺技に相当)など新たな要素も登場した。 然し 其れらは煮詰まっているとはとても言い難く、決めれば利点があるが失敗が痛い物が多い。同時期における格闘遊戯の高難易度化を象徴しているとも言える。 アースクェイクが投げられる様になる等対戦では修正された点もあるが、屈すると幻庵共々投げられない、右京が並ぶ者なしの強さを誇ると悪化した点も見られる。 この作品も初代同様人気を博した作品ではあるが、対戦公平性はあまり良い方ではない。しかも主人公 ひろいん格の覇王丸とナコルルが最弱の作品。 特に、人気を博したナコルルは最弱と言う憂き目に遭っているが、彼女の物語もあって今作が時系列の後ろにせざるを得なかったと言う事情も抱えている。 新たな剣客は何れも曲者揃いで、特に覇王丸の好敵手の牙神幻十郎、時代を先取りしたとされるチャムチャム、シゲルことズィーガーらが特に目立っている。 独特な演出も特徴的で、黒子が爆発したり、背景を跆拳道の達人が駆け抜ける事もある。 サムライスピリッツ 斬紅郎無双剣 剣の道 まさに 修羅の道なり 屍を築き 血河を流し 生き延びる事こそ 無敵なり ○物語 男は、鬼と呼ばれた。 男の名は壬無月斬紅郎 何時の頃からか無差別に村々を襲い、殺戮を繰り返すようになった。 斬紅郎の刃に、人々は断末魔の叫びを発し、血の海に沈んでいく。 鬼の兇行を止められる者は何処にもいなかった。 しかし、とある村で斬紅郎は一人の赤子を殺さずに見逃した。 いや、殺せなかったというべきか。なぜ殺せなかったのか? その真相は誰にもわからなかったが、この時以来、斬紅郎は帯刀した者のみを襲いはじめたという。 そして数年後、それぞれに志が違う12人の剣士が動き出した。 「鬼・壬無月斬紅郎」目指して。 ○剣客ノ一覧 ・拾弐ノ剣客 緋雨閑丸、首斬り破沙羅、花諷院骸羅、リムルル、天草四郎時貞 覇王丸、橘右京、ナコルル、ガルフォード、服部半蔵、千両狂死郎、牙神幻十郎 ・人ノ身ニハ操レヌ強者 黒子(乱入専用)、壬無月斬紅郎(最後に現れし敵) 時系列では『初代』の後に当たる第参作。通称『斬』。一九九五年稼働開始。 今作は前作の明るい作風から一転して、暗く渋い作風となっている。 作中の電子点描画はしろー大野氏の絵を元に新たに描き起こされた。 その一方で、絵を一新したことによる製作上の労力の都合か、前作までに登場していた剣客の多くが姿を消してしまっている。 特に異国の剣客は顕著であるが、結果として和風の世界観が強調されたと見る向きもある。 遊戯面に於いては新たな操作が多数追加されたが、故に対戦場は血に塗れる悲惨な事になった。 投げの代わりに追加された防御崩し、相手の背後を取れる見切り・回り込みの要素、連斬に傾倒している遊戯内容、火力の増大。 其れらにより、ほぼ全ての剣客が一瞬の隙を突いて相手を切り刻む光景が見られる様になり、一連の作品の中でも対戦面での評価は頗る低い。 侍らが集うに相応しい暗い雰囲気、美しい描画や曲、他各種演出は一定の評価はされるものの、遊戯としては全員永久持ちなど調整が杜撰で釣り合いがとれておれず、評価は良いとは言えない。 しかし、「ほぼ全員壊れているからこそ、ある意味では釣り合いが取れている」というような、後の世紀末格闘にも通ずる評価をする好事家も存在する。 前作で登場した武器破壊必殺技は、「破壊された武器が再度復活するのはおかしい」という至極尤もな声により、武器を落とし素手になってしまう武器飛ばし必殺技に変更。以降はこれが本作における超必殺技の標準となっていく。 また、今作より剣客の性能を変える剣質選択と言う要素が導入された。 これは、修羅と羅刹のいずれかを選択する事で、同じ剣客であっても技の構成などが異なったものになるというもの。 前述の剣客の少なさを補う目的もあったと思われるが、当時は斬新な要素として好評を得た。 サムライスピリッツ天草降臨 一七八九年 寛政の改革が 人々を圧迫せし頃 一ツの魔性の魂が 燐火を上げて蘇った 大地を揺がし 出現した城は 島原の人々を 災いに染めていった それに呼応するかの如く 己が身を修羅に変え 定めに生きる者たちが 現れた ○物語 時は天明八年。 各地で冷害や洪水、大火、飢饉が打ち続く中、島原の地に不気味な城が忽然と姿を現した。その城の主の名は天草四郎時貞 一度は魔界から復活し、野望半ばにして倒されたはずの天草四郎が、またしても現世を征服すべく蘇ってきたのだ。 島原半島を飲み込み、日に日に巨大化していく魔の城。 人々は何時しかその魔城を天草城と呼び、恐れながらも、救いを求め、崇めるようになったという。 しかし、其れが更なる災厄を呼び込もうとは、まだ誰も知る由も無かった…… ○剣客ノ一覧 ・拾八ノ剣客 風間火月、風間蒼月、柳生十兵衛、シャルロット、タムタム、チャムチャム(PS移植版の天草降臨SPECIALで追加) 覇王丸、橘右京、ナコルル、ガルフォード、服部半蔵、千両狂死郎、牙神幻十郎、緋雨閑丸、首斬り破沙羅、花諷院骸羅、リムルル、天草四郎時貞(善) ・人ノ身ニハ操レヌ強者 天草四郎時貞(悪)、壬無月斬紅郎(共に半ばに立ち塞がりし敵) ・最後ニ現レシ敵 剣客によって異なる(後述) 一九九六年に稼働を開始した第四作。通称『天』。時系列では『斬』の続編。 作風は前回に続いて暗い雰囲気を打ち出している。然し火月が猪突猛進の派手忍者なので、ある意味作風の暗い空気は緩和されてるかもしれない。 連続で剣撃を加えられる連続斬りを始め、体力が二倍になり一撃の威力が抑え気味になるなど、より連斬を重視した作りであるが、同時に『初代』の遊戯傾向とはかけ離れて行ってしまった。 一方で食らい抜けの出来る怒り爆発や、一発逆転の切り札である一閃など、以降の作品で定番となった要素も多い。 演出の質は相変わらず高く、姿を消していた剣客らが再び登場している点も評価に値するだろう。 遊戯評価の基準としては従来の得点制ではなく時間制が採用されており、規定数の敵を全て倒すのに要した時間を競うものとなっている。 同時にこれは展開が分岐する要素でもある。 天草城に辿り着いた時点で剣客毎に設定された制限時間を超過していると、同じく指定された好敵手が先に天草(悪)を倒してしまっており、その者と戦うこととなるが、勝利しても後味の悪い結末となってしまう。(*1) しかし、制限時間内に到達出来れば天草、斬紅郎、好敵手との三連戦となり、真の結末を見ることが出来る。 平面遊戯侍魂で唯一「人には操れぬ敵が半ばに立ち塞がり、最後に戦う相手は剣客により変わる」という構成の作品である。 + 一覧表 選択した剣客(*2) 制限時間(*3) 最後に現れし敵 風間火月 九分 風間蒼月 風間蒼月 九分 風間火月 柳生十兵衛 八分 服部半蔵 シャルロット 八分 覇王丸 タムタム 十分 ガルフォード 覇王丸 八分 牙神幻十郎 橘右京 十分 千両狂死郎 ナコルル 九分 牙神幻十郎 ガルフォード 九分 タムタム 服部半蔵 九分 柳生十兵衛 千両狂死郎 十分 橘右京 牙神幻十郎 八分 覇王丸 緋雨閑丸 八分 覇王丸 首斬り破沙羅 十分 花諷院骸羅 花諷院骸羅 十分 首斬り破沙羅 リムルル 九分 牙神幻十郎 天草四郎時貞(善) 十分 服部半蔵 斬紅郎に勝てるのならば後は消化試合と思われがちだがCPU補正と超反応が合わさってそれなりに強い。 特に覇王丸は超反応弧月斬、足払いと裂震斬による中下段揺さぶりなどで悪天草や斬紅郎よりも強いとされている。 サムライスピリッツ零 武士道とは死ぬことと見つけたり 修羅道とは生きることと見つけたり 我、悪鬼羅刹となりて、 目の前の敵、全てを 斬る! ○物語 漆黒よりなお黒く、虚無の果てなる深き闇。 その渦中。 禍禍しき念が胎動を始めた。 刻まれし鼓動は、眼に映らぬ、手で触れられぬ、波となりて闇を漂い、 彷徨の果てに日本へと辿り着く…… 時に一七八六年、後の世に言う天明の大飢饉。 その痕跡は今なお癒えることなく、餓えた地に治まりの兆しは差さず。 各地においては、一揆や打ち壊しが後を絶たず、荒廃の一途に拍車をかける。 人々は未曾有の災厄に苛まれ、今日か明日か、何時尽きるとも知れぬ露命を繋ぐ。 ○剣客ノ一覧 ・弐拾四ノ剣客 徳川慶寅、劉雲飛、真鏡名ミナ、妖怪腐れ外道 羅刹丸、レラ、炎邪、水邪(これら四人は覇王丸、ナコルル、火月、蒼月の羅刹が発展した剣客である)、パピー(隠し) 覇王丸、橘右京、ナコルル、ガルフォード、服部半蔵、千両狂死郎、牙神幻十郎、緋雨閑丸、首斬り破沙羅、花諷院骸羅、リムルル、風間火月、風間蒼月、柳生十兵衛、シャルロット、タムタム ・人ノ身ニハ操レヌ強者 萬三九六、黒河内夢路(共に半ばに立ち塞がりし敵)、兇國日輪守我旺(最後に現れし敵) SNK倒産後、二〇〇三年に権利を受け継いだSNKプレイモアから発売された(実際の開発は悠紀エンタープライズ)。久々に平面格闘遊戯に回帰した第五作。時系列では『初代』以前の物語となっている。 SNK時代の侍魂開発者集団は倒産で解散しているため、今作からある意味で新たな剣魂と言える。剣客の絵はたっくんが担当。 今作は『斬』『天』のような全体的に暗い雰囲気の作品。と言うか、新たな剣客の多くに『斬』『天』からの切り貼りが多い。 久々に平面格闘遊戯となった本作を評価する声も多いが、描画に『天』からの流用が散見されるため、幾ら良好な演出でも飽きる者が見られた。 剣戟においても、無暗に牽制を出すと威力が下がる剣気ゲージや、相手の動きを強制的に遅くする切り札である無の境地等の要素が登場している。 然し、特定の剣客同士の対戦だと一方がもう一方にまず敵わない、特定の戦法が強過ぎる等の調整不足、他にも多数の不具合も存在。 剣質選択の要素は廃止され、修羅と羅刹の技を統廃合。或いは上記のように羅刹を独立・発展させた剣客を新たに登場させている。 新たな剣客の中には弓矢を使う真鏡名ミナ、更に一撃に趣きのある妖怪腐れ外道、風を操る高機動力の劉雲飛と言った独特の操作感を持つ者も登場している。 其の一部は著名な漫画家である、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の和月伸宏氏や『トライガン』の内藤泰弘氏の手によって描かれている。(*4) サムライスピリッツ零 SPECIAL 鬼となりて、いざ逝かん。 神を斬り、仏を斬りて 天に仇為し我道を逝かん。 仁を断たらば修羅と為さん。 義を断たらば羅刹と為さん。 二拾八のつわものども、 対峙すれば死合うのみ。 己が死生を刃に賭けん。 技、極めること叶わねば 殺すことも、また情け。 道、貫くこと叶わぬ果て 野垂れ死ぬとも、本懐なり。 無情の生涯、語るに及ばず。 我道に殉ぜし極みこそ 古今無双の死に様なり。 いざ、尋常に勝負せよ。 ○剣客ノ一覧 ・弐拾八ノ剣客 天草四郎時貞、羅将神ミヅキ、壬無月斬紅郎、兇國日輪守我旺 覇王丸、橘右京、ナコルル、ガルフォード、服部半蔵、千両狂死郎、牙神幻十郎、緋雨閑丸、首斬り破沙羅、花諷院骸羅、リムルル、風間火月、風間蒼月、柳生十兵衛、シャルロット、タムタム、徳川慶寅、真鏡名ミナ、劉雲飛、妖怪腐れ外道、羅刹丸、レラ、炎邪、水邪 ・最後ニ現レシ敵達 天草四郎時貞、壬無月斬紅郎、兇國日輪守我旺、羅将神ミヅキの順で登場。 但し、ミヅキ以外は絶命奥義か一閃を命中させなければ倒しても次へ進むことは出来ず遊戯は終了と成る。(*5) 『零』の改良版。二〇〇四年に稼働開始。本作がネオジオ/MVSでの最終作。 物語重視ではなく、対戦重視の作りになっている。 改良に伴い、演出などは全て変更。絵は伊藤サトシ氏が担当している。 各作品の最後に現れし敵らが集っているが、これと言った物語は無い為に時間軸の齟齬は発生していない。 新たな要素として絶命奥義が登場。特定の状態で発動する事により、相手を文字通り絶命させる。 醍醐味と言う者もあれば、悪趣味と言う者もいると賛否両論。 演出面は縮小傾向にあるが、其の分対戦の公平性は過去最高と言われており、熱心な対戦者によるやり込みが続けられている。 但し、今作の家庭用発売には様々な問題が付き纏った。 受注生産された本作は絶命奥義の演出が自主規制により削除され、制作側が試しに操作をしてみれば分かる様な不具合も多数。 送付すれば修正版と交換と言う動きもあったが、後に未修正版を改造した機械にて起動すれば絶命奥義の演出が元に戻り、自主規制故に発生した不具合も修正される結果となり、 其の残虐表現や制作側への不信から、作品の愛好家らに大きな亀裂を生み出す始末と成った。 故に、未修正版は高額で取引される様に成っても問題が起きたが故にか長らく家庭用には移植されていなかったが、二〇一七年にPS4/PS Vitaで配信がされた。残虐表現も完全再現され、その後は他の作品と同等に扱われている。 完全版なる、題字が赤い作品の試験運用も為されたが、其れは流通担当の基板屋と開発会社がプレイモアに無許可で製作した物と判明しており、 永遠に闇へと葬られる作品と成った……はずだったが、二〇二〇年に遂に表舞台へと姿を現わす。 通常版では削られていた剣客たちの個別物語、戦いの合間に挟まる物語が追加されているが、残虐演出は規制版である。だがこれは、演出を増やした分の容量を確保するための策だったという。 設定上は個別EDを見る限り後述する天下一剣客伝の前日譚に位置する。 サムライスピリッツ天下一剣客伝 ○物語 告 駿府御前試合之事 御前にて尋常なる仕合に臨む武辺者を素性不問にて世界各国より広く募りて候勝者には左の報奨を約束す 一、天下無双の証 一、大願の成就 一、金一千両及び米一千石 存分に剣技を尽くすもの也 徳川慶寅 ○剣客ノ一覧 ・参拾五ノ剣客 アンドリュー、いろは、機巧おちゃ麻呂、祭囃子双六、黒河内夢路、萬三九六、チャムチャム、不知火幻庵、アースクェイク、ナインハルト・ズィーガー、王虎、花諷院和狆 覇王丸、橘右京、ナコルル、ガルフォード、服部半蔵、千両狂死郎、天草四郎時貞、牙神幻十郎、羅将神ミヅキ、緋雨閑丸、首斬り破沙羅、花諷院骸羅、リムルル、壬無月斬紅郎、風間火月、風間蒼月、柳生十兵衛、シャルロット、タムタム、徳川慶寅、真鏡名ミナ、劉雲飛、妖怪腐れ外道、羅刹丸、レラ、炎邪、水邪、兇國日輪守我旺 ・家庭用ニテ現レシ剣客 羅刹ガルフォード、キム・ウンチェ(韓国版における花諷院骸羅)、EX徳川慶寅、EX劉雲飛、EX妖怪腐れ外道、EX真鏡名ミナ パピー、シクルゥ ママハハ、チャンプル、パクパク、黒子 ・人ノ身ニハ操レヌ強者 魔界を統べし我旺(最後に現れし敵) 二〇〇五年に稼働開始した、今までの集大成とも言える作品。絵師はたっくん。 お祭り作品らしく、これまでの作品で曲調、画面、決闘場のすべてが一番明るい作風。 過去作品に登場せし全ての剣客らが集い、米国陸軍の軍人アンドリュー、「めいど」のいろは、機械仕掛けの戦士・機巧おちゃ麻呂、祭り男の祭囃子双六ら新たな剣客も登場。 スピリッツなる要素は過去作に因んで『怒』『真』『斬』『天』『零』『剣』、更に家庭用で追加された『獣』『魔』『祭』の何れか一つを選択する事で剣客の性能を変化させるため、やり応えも増した。 但し、遊戯性が一撃の重みから連斬に重視される様に成り、登場剣客の余りある多さから剣客ごとの釣り合いも取れているとは言い難い。 絵師は『零』と同じ御仁であるが、今回は剣客人数が多く一人に時間が掛けられないのか、彩色が零の時と比べあっさりしている。剣客の画も印象が変わり、声優も総取り替えと、旧来の愛好家には不満が募る作品。 残虐な表現が皆無な点も人によっては評価が分かれる所であろう。 サムライスピリッツ 六番勝負 初代、真、斬紅郎無双剣、天草降臨、零、天下一剣客伝の改良版の六作品を集めた、言わば総集編。PS2とWiiにて発売された。 天下一剣客伝は単体での家庭用移植版と異なり、声優を過去作と同じ声優に変更出来る選択肢もついている。しかもこの作品のために声優の声を録り下ろしている。 その豊富な作品量と、現在では店舗での新品の入手もほぼ不可能なせいか、中古でも定価以上の取引も多い。 SAMURAI SPIRITS(2019) ○物語 天明七年、松平定信により寛政の改革が執り行われた。 しかし、各地の飢饉や大火、打ち壊しによる混乱は猖獗を極め、 悪気・邪気とも言える暗雲は、今や日ノ本全土を覆わんとしていた。 ○剣客ノ一覧 ・十六ノ剣客 鞍馬夜叉丸、ダーリィ・ダガー、呉瑞香(ウー・レイシャン)、色 覇王丸、ナコルル、服部半蔵、ガルフォード、橘右京、千両狂死郎、柳生十兵衛、タムタム、シャルロット、牙神幻十郎、アースクェイク、徳川慶寅 ・後ヨリ参戦シ剣客 リムルル、首斬り破沙羅、風間火月、王虎、緋雨閑丸、真鏡名ミナ、風間蒼月、いろは、チャムチャム、天草四郎時貞 ・異世界ヨリ参戦シ剣客 ウォーデン(For Honorより参戦)、公孫離(王者栄耀より参戦)、高嶺響(月華の剣士より参戦)、梅喧(GUILTY GEARより参戦) ・人ノ身ニハ操レヌ強者 静御前(最後に現れし敵) 二〇一九年にPS4/Xbox Oneにて発売。その後遊技場版も稼働、更にはSwitchやPCでも発売されている。 新時代の侍魂として装いも新たに生まれ変わった。 時系列の上では『零』と『初代』の間に位置する。 人物の造形等は立体遊戯の技法を用いてはいるものの、操作性そのものは平面遊戯に準じている。 怒り爆発や一閃といった従来の要素を受け継ぎつつ、描画や演出が向上したことで爽快感や外連味に溢れた一作となった。 家庭版では、人工知能が使用者の行動や癖を学習し、それを元に生成された分身と模擬戦が行えるという画期的な機能が搭載されている。 遊技場版においても乱入受付可否の選択、個人稽古の搭載など、初心者にも入り易い要素が取り入れられている。 なお、正式な題名としては初代同様副題が付かないが、区別の際には上記のように西暦が併記されることが多い。 令和元年に登場したことから愛好者の間では『令サム』等の愛称がある。 ・立体格闘遊戯ノ一覧 SAMURAI SPIRITS ~侍魂~ 修羅とは 大地を揺るがし 往く者のことなり 羅刹とは 大海を斬り裂き 逝く者のことなり 血潮の海に身を沈め 目の前の敵 全てを 斬る ○物語 二十数年前……其れは数年間に渡って行われた。 「壊帝ユガ」は、全国各地で母の腹から抜き取った胎児達にある秘術を施し、再び母の腹へと戻した。 何事も無かったかのように生まれる赤子達。 彼らは幼少の頃から類い稀なる才能を発揮し、神童、鬼童と呼ばれた。 そして数十年後には、非常に優秀な若者へと成長を遂げ、いずれも名高き、一角の人物となっていたのである。 そんな彼らの前に「壊帝ユガ」は突然現れ、ユガの事等覚えていない彼らに人形芝居を見せる。 其の人形芝居を見た彼らは思い出す。 この世に誕生する前に与えられていた使命を…… ○剣客ノ一覧 ・十二ノ剣客 色、柳生磐馬、黒子(対戦時のみ) 覇王丸、ナコルル、風間火月、風間蒼月、リムルル、ガルフォード、橘右京、服部半蔵、牙神幻十郎 ・人ノ身ニハ操レヌ強者 巖陀羅(乱入)、木偶♂/♀(半ばに立ち塞がりし敵)、壊帝ユガ(最後に現れし敵) 一九九七年には立体格闘遊戯に進出した。愛称は「ポリサム」。 この作品から絵師が北千里氏に変更となった。 また、ようやく出た『真』の後の時系列の作品であり、『真』のEDの関係で続投が危ぶまれたナコルル(と右京)も無事続投した。 実の所、ハイパーネオジオ64基板は高品質な平面描画を得意にしていたが、立体描画も可能であった。 可能であったが得意とまでは言えなかった為にお粗末な描画と言えるが、それ故に生み出された立体と平面の融合を図った演出は上質。 行動によって消費し、使い切ると無防備になるスタミナゲージ、連斬の十一段以降は補正無、防御不能連携や永久も存在するため、『斬』を越えた極端な遊戯傾向となっている。 一閃や技、勝利などに挿入される北千里の描いた一枚絵と演出が格好いいと好評であった。 対戦における釣り合いも取れてなかった為に遊戯場から早々に姿を消してしまい、故に家庭用に移植もされていない作品ではあるが、今でも移植を望む声はある。 剣客の一人、色は他作品への登場も多い為に知名度はあるのだが。 SAMURAI SPIRITS 2 ~アスラ斬魔伝~ ○物語 知られざる地にて妖気が天を貫き、闇の塊を地に導いた。 最凶の魔、壊帝ユガの復活である。 再び世に舞いおりた彼の目的は、半陽の男と半陰の女を使った現世と魔界の統一。 即ち、暗黒神復活の土台となる完全なる理想郷の建設であった。 半陰半陽の子が探しだされ、魔力の前に操り人形と化した者共は、理想郷建設の儀式に必要な生け贄を集めるべく殺戮を繰り広げはじめた。 或る者は幕府の中心人物となって過酷な政策を行い、或る者は辻斬りと化し、また或る者は故意に反乱を起こす等で屍を増やし、生け贄としたのである。 また、魔の復活の影響による飢饉や疫病の流行は、更なる屍を増やし、その有様は魔に更なる力と歓喜を与えた。 こうして集められた屍の山は魔界の祭壇に積み上げられ二本の柱と成り、後はそこに封じ込められるべき半陰半陽の男女を待つのみとなった。 そんな折、魔界に帰ってきた一人の男がいた。 闇の中、文字通りの人柱の前に立つ其の男の名は、アスラ。 魔手を操り、ユガに復讐するべくこの世に現れた漆黒の剣人。 しかし、彼の敵は自らの理想郷の建設を着々と進めていた。 現世と魔界を呑みこんだ復讐劇が今、幕を開けようとしている。 ○剣客ノ一覧 ・拾参ノ剣客 アスラ、八角泰山 覇王丸、ナコルル、風間火月、風間蒼月、リムルル、ガルフォード、橘右京、服部半蔵、牙神幻十郎、色、柳生磐馬 ・人ノ身ニハ操レヌ強者 巖陀羅(乱入)、壊帝ユガ(最後に現れし敵) 一九九八年に稼働開始した立体遊戯版第弐作。 前作に存在した要素の多くを削り取り、描画は立体だが傾向は平面格闘に近い物となっている。 今作から剣質選択で別人のようになる剣客が複数存在していることや(*6)その意匠など好評を得た面もあるのだが、如何せん前作の根本的に解決していない所が尾を引いてしまっている。 一人用モードの登場順はある程度決まっており、1~3戦目が右京(修羅)、幻十郎(羅刹)、ガルフォード(羅刹)、磐馬(羅刹)、泰山(修羅)、 4戦目がアスラ(修羅)、火月(羅刹)、5戦目がナコルル(修羅)、リムルル(修羅)、6戦目が半蔵(修羅)、蒼月(羅刹)のどれか、 7戦目以降の登場順は覇王丸(羅刹)、色(羅刹)、アスラ(羅刹)、ユガ固定となっている。 ED的にはこれまでの物語の総括になっている剣客も何人かおり、次作が『蒼紅の刃』である事もあって『初代』から続いたサムスピのひとまずの完結作と言えなくもない。 剣客異聞録 甦りし蒼紅の刃 サムライスピリッツ新章 ○物語 世は太平の時代となり、剣の時代は終わりを告げようとしていたが、国には時代の流れに適応できない人々が増え続け、何時しか社会問題へと発展していった。 そこで幕府は江戸近海の小島に無宿者たちを更正させる場として「牢人街」を作り、其の者たちを管理した。 しかし、その牢人街を利用し、幕府を滅ぼして「選ばれた者だけの新たな世界」を創ろうとしている者達がいた。 その名を「覇業三刃衆〔はぎょうさんじんしゅう〕」と云い、各々が強大な力を持ち、それをもって無宿者たちを従え、其の場所に国家転覆の足掛かりを作り上げていった。 そして、何時jの頃からか「牢人街」は「離天京」と呼ばれるようになった。 彼らによって「離天京」は、「社会復帰のための更正の場」から一転して「強いものだけが生き残る無法地帯」へと変貌していった。 人々は、日々を生きる為に憎しみ合い、奪い合いそして殺しあう。 「覇業三刃衆」はその憎悪の力を吸収しながら着実に勢力を強大にしていった。 ○剣客ノ一覧 ・十一ノ剣客 九葵蒼志狼、花房迅衛門、服部半蔵、覇王丸、吉野凛花、沙耶、榊銃士浪、七坐灰人、十六薙夜血、乱鳳、つむじ風の臥龍 ・隠サレシ剣客 九鬼刀馬、命、幽堕、眠兎、無限示、大熊猫、陀流磨 伊賀忍軍、お侍、朧衆、ゴロツキ(これら四人には必殺技が無い)、九皇蒼志狼 ・人ノ身ニハ操レヌ強者 朧 一九九九年に家庭用(PS)に発売された立体格闘遊戯。 前作より凡そ二十年の時が経っていると言う事情もあり、今の所一連の作品の時系列では最後に当たる。 故に主人公は九葵蒼志狼に交代した他、登場する剣客も一新されている。 過去作から登場する剣客も年を経た覇王丸と、先代の半蔵から名を継いだ服部半蔵、操作は不可能だが、精霊となったナコルルと封印されていたリムルルも健在(今作の半蔵は息子の真蔵なので、実質旧作の剣客からは3人登場)。 相手の攻撃を文字通りにいなす、いなし。防御不能だが相手をよろめかせる峰打ちと言った独特な要素も追加されている。 然し家庭用専用のゲームでありながら剣客ごとの必殺技操作の閲覧すら難しく、遊戯全体においても速度が遅い、立体描画もかなり角ばっていて低品質と残念な点が多い。 北千里氏の手がけた剣客の意匠自体は評価されているものの、作風の大きな変化についていけない愛好家は多く、 旧作の剣客はほとんどおらず、出ていても年月の経過による変化が大きく、特にナコルルがいきなり小さくなって精霊化した点は不評の声が多い。 (「剣魂といえばナコルルという風潮がある」 「ナコルル(三×歳)に需要がないこと」 を考えればある程度は許容すべし点ではあるが) サムライスピリッツ閃 ○物語 日本に謎の異国船が現れ、不法侵入の異国人が増え出す。 其の一部は刺客として剣士たちに襲い掛かり、 彼らの背後にいる独立戦争の立役者である将軍ゴルバは、 天降藩の養女である鈴姫を狙っていた。 日本より、異国より、弐拾四人の剣士たちがゴルバの居城を目指す。 ○剣客ノ一覧 ・弐拾四人の剣客 猛千代、鈴姫、菅又刃兵衛、クロード、J.、キム・ヘリョン、キリアン、ヴァルター、ガロス、ブラックホーク、アンジェリカ(半ばに立ち塞がりし敵) 覇王丸、橘右京、ナコルル、リムルル、ガルフォード、服部半蔵、牙神幻十郎、風間火月、風間蒼月、シャルロット、柳生十兵衛、千両狂死郎、王虎 ・家庭用ニテ使エシ剣客 ドラコ(半ばに立ち塞がりし敵)、ゴルバ(最後に現れし敵) 二〇〇八年に稼働を開始した、立体格闘遊戯の第四作目。時間軸ではアスラ斬魔伝の翌年に当たる。 アスラ斬魔伝のEDで死んだはずの幻十郎と右京がなんで生きているのかって?なんのことやら? 以前までの作品よりも他社の立体格闘遊戯を意識しており、多数の飛び道具の消失や連携重視の戦闘に其れが見られる。 一人用モードでは1~3戦目は日本国内、4戦目以降は日本を離れて海外の地で真剣勝負をすることになるのでその決闘場にあった刺客達が登場する。 侍魂愛好家間で好評であった絵師の北千里を再度迎えるなど、絵に関する評価は好評だが、遊戯の方は描画技術も其の他社には劣る。 一連の作品では好例の良質な演出や、剣客固有の派手な技の効果などがこの作品では非常に地味で、全体的に地味さが否めない物に。 ちなみに画面も暗い決闘場が多く、剣客の描画が黒く見えてしまっている。 残虐描写は存在しない・・・のだが、そもそも国外版で存在していたものが日本版ではごっそり削除されたため、手が有るのに斬られた様に振る舞う剣客の姿は滑稽其の物。 投げが矢鱈と強いが全体的に対戦要素は悪くない出来である。 ・他遊戯ノ一覧 真説サムライスピリッツ 武士道烈伝 平成九年に発売された、SNK初のろぉるぷれいんぐげぇむである。三機種(ネオジオCD、SS、PS)にて発売。絵師はしろー大野氏。 『初代』を基盤とした邪天降臨之章と、『真』を基盤にした妖花慟哭之章の二本が収録されており、邪天降臨之章は日本各地を、妖花慟哭之章は世界各国を旅しながら、敵と戦うことになる。妖花慟哭之章は世界を巡るので、それなりに量がある物語となっている。 開発当初は魔都封滅之章と云う物語も構想されており、三機種に二つの物語を異なる組み合わせで収録しようとしたが、様々な事情で魔都封滅之章は没となり各機種で共通の構成となった。 一応、機種毎に特色を出そうとしたことの名残として、攻略を終えた後に其々の機種で貰える特典が異なると言う要素も存在する。 一番言われる問題点は読込の多さと長さ。NCD版は映像が一番綺麗だが読み込みが恐ろしく長い、PS版は映像はNCD版に劣るが読み込みは早い、といった特徴がある。 読み込みの多さと長さに加え遊戯性の調整不足が目立つが、電子点描画の質や剣客の意匠などは一定の評価もある。 ナコルル ~あのひとからのおくりもの~ 平成十三年に発売された、ナコルルを中核に据えたあどべんちゃぁげぇむ。 『初代』の後にナコルルが帰って来たカムイコタンを、従者のミカトからの視点で描いている。 争いを好まないが故に自己嫌悪に陥ってしまう彼女の心の変化が見られるが、後に里へ魔が迫って行く…… 後に剣客として登場するレラ、『CVS』にて登場演出に出て来るマナリ、ナコルル愛好家の怒りを買ったヤンタムゥが登場する。 然し、遊戯を記録しても読み込みが出来ない、度々小規模の遊戯が挿入されるが、失敗すると遊戯終了に至る物も存在する等雑な出来。 Days of Memories SNK作品の登場人物が攻略対象となっている恋愛遊戯作品。 第参作『大江戸恋愛絵巻』ではねおじ山に暮らすナコルル、孤独に生きる真鏡名ミナ、謎の芸妓の色、何故か初対面の主人公を世話して来るいろはが登場。 主人公の能力を鍛える存在として、覇王丸、橘右京、牙神幻十郎も登場。幻十郎と結末を迎える事も可能。 第七作『僕と彼女と古都の恋』では旅館で働くナコルルとリムルル、女性乗務員に『恋のいろは』に登場したつなみ、時代劇の星として覇王丸と幻十郎が登場。 第八作『風舞う都で捕まえて!』では転校生の真鏡名ミナ、女性乗務員にいろは、前作からナコルルとリムルルは続投。 第九作『世界で一番熱い冬』にはナコルルの名を持つ別人の少女が登場している。 ・映像オヨビ漫画作品ノ一覧 破天降魔の章 映像作品。一九九四年九月十八日、フジテレビ系列にて特別映像作品として放送された。 シャルロットと前世で恋人同士と言う設定の覇王丸をSMAPの香取慎吾氏、タムタムと共にいる事が多いナコルルを千葉麗子氏、そして天草四郎時貞を元・宝塚女優の大輝ゆう氏が演じている。 作中に『真』で使える天覇封神斬の操作が表示されると話題になったが、録画でもしない限りまともに確認できる物ではなかった。 7人の聖剣士とかアニスレイザとか聞き慣れぬ単語が出てきており、遊戯本編と物語が別物である。 因みに右京は作中には登場しないが、制作者一覧が流れる際に背景として彼が野盗を成敗して俳句を詠む映像が流れる。 かつて放送された『バトルファイターズ餓狼伝説2』のように完全版と称してこの右京の場面が収録されるかと思われたが……映像そふと発売は本放送から約九年後の二〇〇三年九月二十六日。その上右京の場面・声優は不在。なぜこのような事態になったのかは不明。 放送の約二カ月後には、本編の脚本を手掛けた岸間信明氏による文庫版小説が小学館から発売された。 なお、真行寺たつや氏が今作の漫画版作品『聖剣士烈伝サムライスピリッツ』を執筆。 登場人物の性格は電影遊戯版を準拠にしており、てれびすぺしゃるの後日談として真サムライスピリッツを下敷きにした物語も展開された。 アスラ斬魔伝 公式映像作品。一九九九年十二月二十四日、VHS/セルDVDで前編・後編の二部構成で発売。 制作にサムスピでお馴染みのSNKと、あの大作RPGで有名なエニックスも関わっている。声優は本編と同じ。 同作の本編の映像化で、さすがに遊戯の制作と同社が制作しているため、破天降魔の章のような独特のよく分からない単語は出て来ない。 ナコルルが主人公となっており、他に覇王丸、ガルフォード、リムルル、幻十郎、色、アスラ、そして紫ナコルルも出てくる。 矢鱈と赤ナコルルの前に現れては挑発する紫ナコルルは、尺の事情による説明不足から赤と紫の相関関係が分かりづらい(本編をやってなかったら更に分からないだろう)。 剣客の意匠考案者は七瀬葵氏。 ナコルル ~あのひとからのおくりもの~ 郷里之畏友編 公式映像作品。二〇〇二年三月二十八日に前編が発売。この時SNKは倒産していたので、ナコルル制作委員会が公式。 同名の遊戯作品が原作と成っている。 勿論ナコルルが主人公。ナコルルが裸を披露している。 前後編の二部構成の予定だったが、後編は発売元の倒産で制作中止になり、物語は中途半端な結末を迎えている。 サムライスピリッツ 島原天草邪神城攻略編 石川賢氏が絵師の漫画。 覇王丸、ガルフォード、ナコルル以外はいなくても良い様な存在。 剣客連中の性格が支離滅裂になっているが、変身した天草の迫力ある画は必見。 サムライスピリッツ(コミックボンボン版) 『炎の転校生』『炎のニンジャマン』『吼えろペン』などを代表作に持つ、燃える炎ノ漫画家・島本和彦氏が絵師を務める。 覇王丸が主役、ナコルルがひろいんを務め、全体的に『笑い』の要素が強いが、要所要所できっちり『燃える』熱血活劇となっている。 紫ナコルルが赤ナコルルの好敵手として登場、不知火幻庵が彼女に共感し惚れる役柄になっている。 魔界武芸帳 サムライスピリッツ 『JESUS』『闇のイージス』の七月鏡一を語り部とし、『デビデビ』の三好雄己が絵師を務める。 主人公は覇王丸、敵は由比正雪とする電影遊戯版と異なる独自の展開だが、最終回で大どんでん返しが待ち構えている。 サムライスピリッツ 覇王丸地獄行 『ムッシュゴリグリ鈴木ド・ヤコペッティの華麗な生活』『ファージアスの邪皇帝』『OZN-オズヌ-』などのしろー大野を絵師とする漫画。 死合いと血に飢えた黒い覇王丸が現れ、覇王丸がそれに敗北するという衝撃的な幕開けで独自の物語が展開される。 後に大野氏は『斬紅郎無双剣』『武士道烈伝』の絵師を務め、今作に登場した黒い覇王丸は『零』に登場する羅刹丸の起源とされている。 侍魂 斬紅郎無双剣 斬肉の夏 『BLACK LAGOON』で有名な広江礼威氏の作品。主人公は緋雨閑丸。 或る時リムルルと遭遇するが、彼女は祈りの時に「姉様の魂が砕け散るのが見えた」と語り…… 後に氏は読み切り漫画作品集ことあんそろじぃこみっくにおいても閑丸が主役の作品を描いてる。 ボンボン餓狼 記憶喪失から復帰したテリー一行が独逸に向かう際、山中にて本作に登場した剣客らが登場。 テリーは覇王丸、舞はガルフォード、ジョーは半蔵、ダックはナコルルと激闘を繰り広げ、後に共闘するが何故か覇王丸以外は刀を用いなかった。 実は彼らは原作における彼らの子孫で、十兵衛がクラウザーに挑むテリー一行に心について教える為に連れて来たのだった。 なお、この話はボンガロの単行本に収録されず。その理由はSNKで無断で『サムライスピリッツ』のキャラクターを客演させたからである。 他、本作の漫画作品は内藤泰弘氏、島津わか乃氏、矢口岳氏の手によって執筆されている。 小説作品もまた、いさき玲衣氏が二作、嬉野秋彦氏、梅村崇氏の物が存在。 追記道トハ 加エルコトト見ツケタリ 修正道トハ 直スコトト見ツケタリ 我、雨意鬼籠トナリテ 目ノ前ノ 項目スベテヲ… 更新スル!! △メニュー 項目変更 此の項目が面白かったなら……\押スベシ/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] すげぇ、ほとんど横文字を使わずに項目作ったのか・・・かっこいい項目だ -- 名無し (2015-02-21 20 48 19) しろー大野の漫画版も珠玉の出来。後の羅刹丸か?と思わせる偽覇王丸や、シャルロットのヒロインぶりとか実にグッド。 -- 名無しさん (2015-02-21 20 54 02) おお項目出来たのか しかも和風の -- 名無しさん (2015-02-21 23 01 35) 読みにくい -- 名無しさん (2015-02-23 05 47 39) 島本和彦のギャグテイストの強いボンボン版や初代の前日談?っぽい七月鏡一シナリオ&デビデビの三好雄己による「魔界武芸帳」も忘れがたい -- 名無しさん (2015-03-22 21 10 05) なんかこのページ見てると「サムスピって結局大半が駄作だったんじゃね?」という感はぬぐえない -- 名無しさん (2015-06-23 22 43 13) しろー版は本当によかったなぁ。特にあのラストの展開はなかなか。『死ぬのはてめぇだヌケサク!』は名シーン。 -- 名無しさん (2016-10-05 15 01 00) あと、『なぜと聞かれて、どうしてもというなら、この剣に聞け!』も。 -- 名無しさん (2016-10-05 15 01 57) 切断も血飛沫もなくなったのは流石にアイデンティティーを疑う進化だな。昔と違って武器格ゲーはもう目新しい存在じゃないし -- 名無しさん (2016-10-05 18 45 06) 確かトライガンの内藤氏が描いたコミカライズなかった? -- 名無しさん (2016-10-05 19 01 54) グランブルーファンタジーにコラボ決定 -- 名無しさん (2017-01-11 13 06 34) サムスピ2019年に2.5Dで復活決定! -- 名無しさん (2018-09-10 22 34 12) ↑シリーズ復活は嬉しい、どこまで残虐表現許されるか気になる所だけど -- 名無しさん (2018-10-28 12 14 04) fgoにコラボで鯖として出ないかな。覇王丸とナコなら英霊になれるんじゃないかと思うんだが -- 名無しさん (2018-10-28 12 49 44) 十七歳以下は遊戯を禁ずるとするだそうです。 -- 名無しさん (2019-04-03 15 33 06) 禁ずるから控えるように変わりました。 -- 名無しさん (2019-04-06 19 04 26) 漫画だとゲームには登場しない「天草四郎配下の異形の敵幹部」ってのがオリジナルで創作しやすいんだろうか、作家の特色が出ていて面白いところだな。でも内藤版は子供も読むゲーム雑誌で掲載するには悪役の残虐描写がアレすぎてなあ・・・ -- 名無しさん (2019-09-21 14 13 48) KOFも女性化あったからサムスピもやって欲しい。特に女性化の天草は見てみたい。 -- 名無しさん (2020-02-19 18 16 30) しろー氏の漫画版はよかったな。特に、真での、天草の慟哭から改心、そして散華の流れがよかった。 -- 名無しさん (2020-02-19 18 53 34) 真剣勝負で血しぶきが飛ぶ一見硬派なゲームに見えるけど、格ゲー初の清純派ヒロインのナコルル、時代を先取りしすぎたチャムチャム、妹萌えのリムルル、褐色巨乳露出キャラのミナ、そして伝説のいろは、と女性キャラに関してはかなり挑戦的なんだよな -- 名無しさん (2020-02-29 03 22 40) たしかサムスピの未来世界に当たるのは、月下の剣士、龍虎の拳、餓狼伝説、風雲黙示録・・・う~ん濃い作品ばかりだ。 -- 名無しさん (2021-05-17 13 44 31) 初代は十兵衛ステージの竹をカコンカコンと斬るのが楽しすぎて対戦そっちのけで斬ってた思い出 -- 名無しさん (2022-05-18 12 30 48) ↑2 だからサムスピ(とKOF)は月華~風雲世界とは別時空と何度も言われておろうが(腹斬鉄閃) ヘリョン?そうねぇ… -- 名無しさん (2022-06-13 11 31 23) 『武装錬金』のソードサムライXが、固有特性が事実上の「得物本来の構造を越えた射程を持つ技の封印」(単行本のライナーノートで「剣戟を描く上での互いの得物に応じた間合いの取り方の重要性」を併せ語っているのも含め)であることからか近年やたらネタにされるのを見かける気がするけれど、和月先生の剣戟観の原点が『サムライスピリッツ』と少年時代の剣道にあることを思うとめっっちゃ納得のいく記事だった。「迂闊に動くと、文字通りの“命取り”」か……。 -- 名無しさん (2023-07-16 18 03 13) サムスピ新作がアクションRPGで出るらしい -- 名無しさん (2023-09-20 21 54 02) 名前 コメント
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登録日:2012/07/25(水) 15 44 00 更新日:2024/02/09 Fri 12 25 52NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 09年秋アニメ ※日曜朝7時です。 アニメ カードゲームではよくあること サンライズ ダメかもしれない ダメじゃないかもしれない←ダメでした ダンくん テレビ朝日 バトスピ バトスピアニメシリーズ バトルスピリッツ メーテレ 伝説の始まり 冨岡淳広 馬神弾 鬱展開 行くぜ!アタックステップ! トレーディングカードゲーム・バトルスピリッツのアニメ第2弾。 主人公を馬神弾に交代、世界観を一新した新ストーリーで放送された。 OPはJAM Projectの「Battle No Limit!」。 EDはミッチーこと及川光博の「君がまってる」と、ギャラクシー渡辺(諏訪部順一)の「バトル!ギャラクシー☆ステップ」。 ●目次 【ストーリー】 【概要】 【登場人物】◆ダンと仲間達 ◆異界王勢力 ◆地球 【ストーリー】 巷で激突王と呼ばれる、カードバトルが大好きな少年・馬神弾。 彼はある日、謎の少女百瀬華実と、その兄百瀬勇貴に導かれ、コアの光主(ひかりぬし)として、異世界「グラン・ロロ」へ召喚される。 そこはバトルスピリッツが全てを支配する世界。そして、異界王率いる地球人が異世界人達を奴隷として支配していた。 虐げられるグリ族の少年ズングリーを助けたダンは、異界王に囚われた彼の家族を救うべく、異界魔女マギサと共に旅立つ。 ダン達コアの光主と、グラン・ロロと地球を我が物とせんとする異界王との戦いが始まった。 【概要】 基本は現実世界でストーリーが繰り広げられていた前作バシンと打って変わって、異世界での冒険がメインとなった本作。 キャラクターデザインは一見ポップで華があるように見えるのだが、 異界を征服しているのが人類側 人類に奴隷として支配される異世界人 政治的な力で地球政府を篭絡するラスボス 世間から孤立する主人公達、 味方ヒロインが汚名を着せられた上で死亡する などの陰惨な展開が多く、まさにカードゲームではよくあることを体現しているといえる。 重い展開に激突魂で立ち向かっていくダンくんの姿に視聴者は心打たれるのだった。 ……まさか続編が、更に凄惨な展開に向かうとは露程も思わず。 シリーズ構成を務めた冨岡淳広は、約10年後となる2020年に特設サイト『異界見聞録シリーズ』にて本作の裏話を明かしている。 【登場人物】 ◆ダンと仲間達 馬神弾 赤のコアの光主。フェイバリットカードは「雷皇龍ジークヴルム」 地球では【激突】に拘る激突王として一部で有名なのだが、カードバトラーとしては未だ無冠。 剣蔵曰く「いつも惜しいところまでは行く」「スタイルに拘って自滅する」 バトスピが大好きな、無邪気で明るい性格の中学生。好物はズングリーや母親の作ってくれるカレーライス。 ズングリーの兄弟家族を助けるために旅立つ。 最終決戦後は無敵のカードバトラーとして君臨するのだが……。 ズングリー 異界のグリ族の小柄な少年。声がどこかの双子シグナーの兄に似ている。 召喚されたダンに助けられ、彼の友達となった。 連れ去られた家族を助けるためにダンとともに旅立ち、救出後も恩返しのためにダンに同行する。 料理が上手く、一行の料理番。特にダンから話を聞いて苦労の末に完成させたカレーは大好評。 ダンが持ち上げられないほどの荷物を軽々背負い、さらにその上にダンとクラッキーが乗っても平然と走れる程の怪力の持ち主。 バトスピはデッキも完成できていない初心者だが、リアルカードは拾った使いで、彼の拾ったカードにダンはちょくちょく窮地を救われている。 マギサ 異界魔女。4029歳。 かつて魔力の源のデッキを異界王に奪われ、現在では出涸らし魔法しか使えない …というが、それでも比較的高い魔力を保持しているリアルファイターその1。 自堕落な性格のおねーさんで、酒好き。暇さえあれば飲んでいる。 番組内での主な役割はバトルの解説とコアの光主センサー。 愛車はママチャリ『スーパーケッター』 終盤取り戻した彼女本来のデッキは、そのほとんどがマジックカードで構成され、スピリットはたった1枚というとんでもない代物だった。 クラッキー・レイ 黄のコアの光主。通称『光の貴公子』のハイランカー。 キザな性格で女の子が大好き。異世界でもミミ族の村を始めとする美女達に求愛し続けていた。 ダンを最初は暑苦しいと評していたが、いつしか彼の最高の相棒となっていった。 フェイバリットカードは黄属性の「天使長ソフィア」で、その愛は続編でも変わっていない。 ボクシングを嗜んでいるようで、並の兵士程度なら軽く薙ぎ倒せるリアルファイターその2。 ヴィオレ魔ゐ 紫のコアの光主。ブログ『ぱーぷるとーく』が人気のネットアイドル。 異界人の執事セルジュとともに、地上艦ヴァイオレット号で異界を旅していた。 普段は帰った時のためにブログを書き溜めしている。 一見普通の女の子だが、やたら殴り合いに強いリアルファイターその3。 真っ直ぐなダンに素直になれないながらも少しずつ惹かれていくヒロインその2。 なお、今作の段階では最後まで本名不明。 硯秀斗 青のコアの光主。カードコレクターで、レアカードを手に入れるためなら文字通りなんでもする少年。 レアカード欲しさに行動した結果大変な目に合うことも多いトラブルメーカー。 カードを扱う際には手袋をはめ、バトルもゆっくりそっと行う。 元いじめられっ子だが芯は強い。マギサ曰く、内に秘めるタイプ。 続編では打って変わって硯が一晩でやってくれましたな便利キャラに。 兵堂剣蔵 緑のコアの光主。バトスピチャンピオンを目指す慇懃無礼な小学生。男の娘に足を半分突っ込んだショタっ子。 自分の目的以外に興味を示さないタイプだったが、なんだかんだで一行と共に戦うことに。 マギサに名前を間違えられては「剣蔵です!」と返すのがお約束。 百瀬勇貴 白のコアの光主。妹の華実からは白い薔薇に例えられる美男子。 華実が安心して暮らせる世界を作るために、大幹部異界三巨頭の1人として異界王の元でグラン・ロロに侵攻していたが、 異界王の目的が華実を犠牲にすることだと知り離反、ダン達の頼れる仲間となる。 当初マギサ達は勇貴こそが異界王であると勘違いしていた。 高い魔力を持つリアルファイターその4。 最終決戦後は汚名を着せられた華実の無実を晴らすために戦っていたが、 異界王と結託していた者の手にかかり、恐らく殺害された。 ……ついにカードゲーム関係なく死者が出てしまったバトスピの明日はどっちだ。 かつての白の世界の王の生まれ変わりであるらしい。 その魂は遠い未来で、一人のカードバトラーに転生する。 百瀬華実 緑のコアの光主――と思われていたが、本当はグラン・ロロの力の源たるマザーコアの光主。 『虫愛ずる姫君』(語源は堤中納言物語)と呼ばれ、蝶を愛する少女。この物語のヒロイン。 自らを『白い薔薇を守る蝶の毒』と称する。兄のためなら意外と冷徹。 バトルの腕前はかつてダンを完膚なきまでに叩きのめしたこともあるほど。 幼い頃魔力の暴走により、自らを疎んでいた両親を含む周りの大人を全滅させてしまった過去を持つ。 かつての緑の世界の姫の生まれ変わりであるらしく、白の世界の王とは愛し合っていたが、結ばれることがなかった。 その魂は遠い未来で、一人の魔族の少女に転生する。 ◆異界王勢力 異界王 グラン・ロロを支配する地球人。本名不明のラスボス。マギサから力の源であるデッキを奪い、魔力を得た。 古代のグラン・ロロに彼が来たことで、グラン・ロロは人類が支配する世界へと変わってしまった。 詳細は項目参照。 灼熱のパンテーラ 異界王の腹心の部下であり、異界三巨頭の一人。赤デッキを使う。 正体は異界王がコアの技術で作り出した人形(ロボット)であるが、 先代赤の光主ジュリアンを始めとするカードバトラー達との戦いを通じて人間らしい心を得ている。 詳細は項目参照。 幻惑のレオン パンテーラに並ぶ異界王の側近。異界三巨頭の一人。紫をベースにした混色デッキを操る。 元はアメリカ西部開拓時代からやってきた地球人で、異界王に取って代わることを狙う野心家。 詳細は項目参照。 青嵐帝ブルストム 青の世界を統べる異界人。異界王及び勇貴の配下としてダン達の前に立ち塞がる。 大金持ちのため多くのカードを所持しており、当初はレアカードを報酬に硯を部下にしていた。 立場こそ敵だが、根は両親を愛する善人。 呪撃のカザン 勇貴配下のカードバトラー。異界にやってきたダンが最初に戦った相手。二つ名の通り紫の【呪撃】デッキを使う。 任務にこそ忠実だが、デッキを奪われたダンに自分のデッキを貸そうとしてくれるなど、良い人。 実は未来の世界からやってきた人物で、その世界を描く続編でも登場する。 早撃ちのリボルバー ガンマン風のカードバトラー。グリーンカレーの人。 第5話で登場したゲストキャラであるが、第45話で再登場しており、レオンの友人であった事が明かされた。 詳細は項目参照。 ◆地球 フィクサー 軍産複合体のトップである闇の権力者達。 一般には公にされていないが、地球における支配者であり、世界各国に対して強い発言力を持つ。 異界王が地球に侵攻した際には「コアの新技術提供」をチラつかされる形で彼の協力者となった。 組織の性質上、構成員はカードバトルとは無縁の普通の人間。 当然、カードバトルをする気は一切なく、邪魔者は搦め手・世論操作・暗殺などで対処する。 おのが権益のために「国家」を破壊し、「戦争」を作り出している。 その行方は…。 行くぜ!雷皇龍ジークヴルム!追記・修正だぁっ!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 異界王の目的がどう聞いてもただの逆恨みなのにブレイヴじゃ地球とグラン・ロロ双方の未来を思っての行動になってたのが?だった -- 名無しさん (2013-12-07 18 48 17) 確かにアレ?ってなるけどコアシステム渡したりしたしいいんじゃない? -- 名無しさん (2013-12-07 20 35 50) 雰囲気暗いので好きじゃない -- 名無しさん (2013-12-07 21 24 29) ヒロイン死なしてる時点で最悪!せめて生き返らせリーヨ!!(自作で一応生まれ変わりが出てるけど・・・) -- 名無しさん (2013-12-07 22 45 40) ここからよくわからなくなった -- 名無しさん (2014-01-03 21 41 56) ↑理想を失って暴走した姿が、激覇の異界王だったってことで自分は納得してる。 -- 名無しさん (2014-06-17 02 32 34) 私のデッキにはちゃんとネクサスも入ってるわよ!賢者の木の実とか。 -- マギサ (2014-07-15 23 43 33) 今更本編見たんだけど、異界王の設定ってメガレンジャーの鮫島にボウケンジャーのリュウオーンを足したような感じだね。特にメガのあの最終回に続きが欲しかった俺にとってはある意味同じニチアサでのリベンジになったかな?と思う。 -- 名無しさん (2015-02-04 16 50 24) 鬱展開アニメ -- 名無しさん (2015-02-04 19 27 37) ↑もしシリーズ構成が武上純希orUROBUCHI先生だったら…ある意味もっと話題に上ることも多かっただろうに。 -- 名無しさん (2015-02-04 19 31 36) 直接関係ないけどメガレンジャーがコメントに入っているので付け加えておく。メガレンにも「ブレイヴ」のように当時「ギガレンジャー」なる続編企画があったようだ。当然ギンガマンに取られたけどもしやってたら相当殺伐としたんじゃないかな? -- 名無しさん (2015-04-13 17 59 17) ニチアサで放送していいレベルじゃない -- 名無しさん (2015-04-13 19 42 00) ↑同感。ここまで鬱展開を狙ってやってたのはメガレンジャーかディケイド以来じゃない? -- 名無しさん (2015-04-16 17 59 42) なんか作風が黒富野の作品に近いよね、続編はそれ以上だったけど -- 名無しさん (2015-04-23 22 26 04) ヤキソバンも異界王のごとく世界に対する憎しみで侵略者になってたし -- 名無しさん (2018-05-30 16 43 55) 異界王の思考をざっくり言うなら「こんな他者理解の能力が欠如した連中に任せてたら地球もグラン・ロロも滅ぶ!一回ぶっ壊して再構成したろ!」って感じだから、そういう意味では世界の未来を憂いての行動なのよね 今の世界に生きる人類をまったく顧みてないだけで -- 名無しさん (2018-05-30 18 34 12) 弾の好物である『母親の作ってくれるカレーライス』なんだが、それを作った母親が続編で弾を拒絶したっぽいのが泣けてくる -- 名無しさん (2018-05-31 14 40 49) レオンは金獅子号が墜落した時点で死んだ方がまだ幸せだったかもな -- 名無しさん (2018-06-05 09 20 39) いやな言い方ですまんけど、異世界転生型主人公がみんなレオンみたいな終わり方してみたらどうなるか面白そう。 -- 名無しさん (2018-06-05 13 11 50) 藤異秀明先生が、本作のコミカライズしたら漫画版クウガ並みのギャップが激しくなるかも。 -- 名無しさん (2023-03-21 21 31 03) ↑そうなったら、ダンがアニメ以上に熱血どころではないイカれた主人公に。 -- 名無しさん (2023-03-22 16 32 18) ↑1 2 バシンに続いて手掛けた場合、ライフで受けるダメージ描写が強烈になる。あと、弾は魔ゐを差し置いて華実とフラグを立つ。 -- 名無しさん (2023-03-25 18 09 14) 名前 コメント
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概要 Ⅴ、Ⅷ、CH以外のモンスターズシリーズ、DQMBに登場するモンスター。 状態異常、変化攻撃を多用する嫌なモンスターの決定版。同種として【フェイスボール】、【デーモンスピリット】がいる。 DQⅤ 本作では色違いがおらず、Ⅳのデーモンスピリットをより凶悪にしたような敵。本作ではゾンビ系。 【あまいいき】【主人公の声真似】【くろいきり】 【たたかいのドラム】と特殊かつ嫌らしい補助攻撃をしてくる。 さらに攻撃回避率・呪文耐性が高く、更にたまに2回行動するなど鬼のようなスペック。 リメイク版では2回行動はオミットされたものの、それでも集団で現れると手を焼く敵。 その中でも厄介なのが「戦いのドラム」で、攻撃力の高い敵がいると一気にピンチになる。特にメタルドラゴンとの組み合わせは最悪。 しかし、すぐに「黒い霧」を使って自ら無効にするなど、行動は賢いとは言えない。 一応、最も頭の良いタイプなのだが、行動が特殊すぎて効率の良い行動ができないことによる。 集団で表れ「黒い霧」の連発で音がおかしくなる現象を体験した人も多いのではないだろうか? 大神殿から隠しダンジョンまでしつこく登場する終盤の難敵。 集団ならおたけびなどの行動封じや、ニフラム(風神の盾)が有効。単体なら優先して集中打で倒そう。 なお、PS2版では倒したとき他の敵のようにフェードアウトしない。謎すぎる。 DQⅧ 冒険中盤の闇の遺跡とライドンの塔に出現。ゾンビ系ではなくエレメント系。 行動はマヒ攻撃と甘い息とかなり大人しくなったが、テンションを上げないとダメージを60%ほどカットされる。 上げると甘い息で眠らされて無効にされるオチだ。集団で出やすいので、とにかく面倒くさい。 ただし、エレメント系なのでおどかすに弱い。ぜひとも活用しよう。 DQM1、2 ゾンビ系の基本配合種族で、ゾンビ系にドラゴン系との配合で生まれる。 なんでドラゴン系???まあ作りやすいからいいけど。 なにげにステータスは優秀で、特技も「黒い霧」を覚える。育てるのをおすすめできるモンスター。 その分、敵で出るとやっぱり面倒なので注意。 DQMJシリーズ ランクはBでゾンビ系。 ランクこそ中堅所だが、MP、素早さ、賢さは全モンスター中でもトップクラスまで伸び、 能力値合計もSランクのキラーマシンとそんなに変わらない。HPの伸びがすぐ止まるので使いづらいが…。 敵としては野生のものがラストダンジョン深部に出る。 こちらを見ても何の反応も示さないため、ガルマッゾ戦を控えたプレイヤーには無視されるだろう。 しかし、こいつはなぜか最強クラスの武器である【ボルカノブレイカー】を所持しているため、ひたすらぬすっと斬りを浴びることになる。 本編よろしく妨害技に長けているため、狩る際は光の波動を覚えたキャラがほしいところ。 所持スキルは【アンデッド】。 MJ2、MJ2Pでは魔界に生息。状態異常攻撃を使用するため、スカウトが面倒。 れんぞく、混乱攻撃の特性を持つ。MJ2Pではビリビリボディの特性も持っており、最強化するとときどき冥界の霧の特性を得る。 DQMBⅡ 第1章から登場。 ステータスはHP:663 ちから:62 かしこさ:118 みのまもり:17 すばやさ:73。 使える技は「ドルマ」と「マルチブレス」。 前者は暗黒の呪文で敵1体を攻撃。後者は敵全員に呪い、ダメージ+毒、守備力ダウン、マヒのいずれかの効果を与えるブレス。 暗黒に強い敵がいるなら、マルチブレスで敵の邪魔をしよう。 僧侶と組むとドルマが「ラリホー」になる。こうすると攻撃しづらくなるので、暗黒に強い敵がいない場合は変えない方がいい。
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本ページではアーケードゲーム『サムライスピリッツ 天下一剣客伝』とオムニバスソフト『サムライスピリッツ 六番勝負』の2つについて紹介しています。 サムライスピリッツ 天下一剣客伝 概要 ゲーム内容 評価点 賛否両論点 問題点 総評 余談 PS2版 サムライスピリッツ 六番勝負 概要(六番勝負) 特徴(六番勝負) 評価点(六番勝負) 問題点(六番勝負) その他(六番勝負) 総評(六番勝負) 余談(六番勝負) サムライスピリッツ 天下一剣客伝 【さむらいすぴりっつ てんかいちけんかくでん】 ジャンル 格闘アクション 対応機種 アーケード(ATOMISWAVE) 販売元 SNKプレイモア 開発元 悠紀エンタープライズ 稼動開始日 2005年9月14日 移植 【PS2】2006年1月26日/6,800円(税別) 廉価版 【PS2】2007年1月25日/2,800円(税別) 配信 ゲームアーカイブス2014年11月19日/1,000円(税込) レーティング CERO B(12才以上対象) 判定 なし ポイント 2D侍魂シリーズの集大成だが異色話題の中心はいろは残虐演出は皆無声優陣が総入れ替え(六番勝負で復活)現在の2Dシリーズ最終作 サムライスピリッツシリーズ 概要 江戸時代を舞台とした武器による真剣勝負という世界観、一撃必殺の威力を持つ強斬りを主軸とした緊張感ある駆け引きなどで人気を博した格闘ゲーム『サムライスピリッツ』シリーズ。 本作はそのシリーズの「最終作」として発売された集大成的な作品。 通称は『天下一剣客伝』から一文字取った「剣サム」(*1)。 今まで2D作品本編に登場したキャラクターは黒子とパピー以外全員が登場(*2)。 初期の作品で登場し削除されたキャラクターもドットを変えて再登場し、さらに本作オリジナルの新キャラクターも登場し、使用可能なキャラクターは35人にもなっている。 歴代キャラ総出演という点で『KOF 98』『2002』『ハイパーストリートファイターII』のような、いわゆる「お祭りゲー」のクオリティを期待したシリーズファンは多かったことだろう。 ゲーム内容 これまでの怒りゲージは「スピリッツゲージ」という名称になり、各スピリッツ(後述)の漢字一文字がゲージの端に付く。 剣気ゲージは続投。スピリッツにより基本値とスピリッツゲージMax時の上限増加量が異なる。 ボタンはA~Eの5つあり、Aが弱斬り、Bが中斬り、Cが強斬り、Dが蹴り、Eが特殊(回避など)。 キャラクター選択後に「スピリッツ」を選択する。「怒」「真」「斬」「天」「零」「剣」の6種類あり、怒から零はそれぞれ『サムライスピリッツ』『真サムライスピリッツ』『サムライスピリッツ 斬紅郎無双剣』『サムライスピリッツ 天草降臨』『サムライスピリッツ零』を模したシステムとなっている。「剣」は本作オリジナル。 + 各スピリッツ詳細 「怒」:避けなどの特殊行動がなくゲージ技も出せないが、一度だけ攻撃に耐え(いわゆるスーパーアーマー)強斬り以上の威力を叩き出す「超斬り」が使用可能に。またゲージMAXによる剣気増加が非常に大きく、溜まると攻撃力が二倍近くに超強化される。 怒りMAX、剣気最大、後の先(カウンター)の超斬りの威力は凄まじく、『サムライスピリッツ零』を彷彿とさせる。 「真」:試合毎に一度だけ秘奥義が使え(*3)、短時間だけ無敵になるぬいぐるみ化が可能。ゲージ技が武器飛ばし技から武器破壊技となり、替わりの武器が現れるまで時間がかかるので相手の素手時間が必然的に長くなる。また、伏せ・下段避け・前転・後転を使用可能。 「斬」:空中での特殊ボタン入力でわずかな時間だけ空中ガードが可能。地上で避け・回り込みと任意に怒り溜めが可能になり、残り体力僅かで常時ゲージMaxとなる。 「天」:連斬と避け・回り込みが可能。 連斬は始動技からタイミングよくボタンを入力していくことで連続ヒットし、キャンセルして各種ゲージ技や必殺技に繋げたり、最後まで出し切ってゲージを溜めることができる。コンボ拒否の「怒り爆発」とそこからの「一閃」も使える。 「零」:特殊行動は、飛び込み・伏せ・下段避け・前転・後転。一定条件下で相手の速度を減少させる「無の境地」と、天と同じく「怒り爆発」と『一閃』が使用可能。 「剣」:ゲージが他と大きく異なり、攻撃することで溜まり、MAXになっても時間経過での初期化がないストック制となる。その代わりMAXでも剣気がほとんど上昇しない。回避動作(後方スライド・伏せ・下段避け)に残像が付き、これに相手の攻撃が重なると「見切り」が成立し一瞬相手の動きが止まる。見切り成立で体力バーと重なった秘奥義ゲージが上昇し、体力が秘奥義ゲージ以下なら秘奥義が使える様になる(使用後は初期値に戻る)。ゲージを一定値消費して「中下段問わず防ぎ、削りも無効」の「完全ガード」が使用可能。 評価点 集大成だけあって何といっても登場キャラクターの多さ。初期の作品で登場した面々を含め全42名という大ボリュームはファンには嬉しい。さらにバランスが良くないとはいえ6種類のスピリッツの組み合わせもあり、同じキャラでもいろいろな楽しみ方ができる。 CPU戦の難易度がシリーズの中でも低い 『零』及び『零SPECIAL』がかなりの高難易度だった事に対する反省なのか、CPUの強さはマイルドになっている。 飛脚がアイテムを投げ入れる要素が復活。食べ物による体力回復や、爆弾によるガード崩しが可能。 スピリッツシステムの影響もあって「(プレイヤー側が)できる事が多い」のも難易度低下の一因と言える。 中ボスは天草、ミヅキ、斬紅郎、我旺のいずれかが現れるが、裏コマンドで好きな相手を選択可能。 ラスボスは広範囲かつ多段ヒットする必殺技を多く持つが、(たまに超反応をしてくるが)全体的に見るとそこまで理不尽なボスではない。やりこんでいって隙をつくことができれば、勝率はグンと上がるため程よい難易度と言える。 賛否両論点 本作の象徴「いろは」 新キャラクターの1人「いろは」が「サムライスピリッツの集大成」という背景をそっちのけでプレイヤーの人気を掻っ攫って行くことに。 その見た目を一言で言えば「和風エロメイド」であり、外見通りにある青年(*4)を「旦那様」と呼んで仕えている。モチーフは昔話「鶴の恩返し」であり、その正体は鶴の化身である。 更にゲーム中でも、彼女のステージだけBGMが演歌になる。歌手には伊吹友里氏を起用しており、歌詞もいろはに合わせて考えられており、非常に存在をプッシュされている。 詳細は後述するが性能は優秀で、本作屈指の強キャラ。 CVはアダルトゲーム界で有名な新堂真弓氏。実に位置付けが良く分かる人選である。 家庭用の初回版特典に彼女のフィギュアがついたり、携帯電話向けに彼女が主役のゲームが作られたり、サムライスピリッツの代表キャラクターとして他の作品に客演登場したり…と、『サムスピ』というゲームそのものの見方を捻じ曲げるほどの魔力を持ったキャラクターとなった。結果として他の女性キャラクターが割を食う形に。 『クイーンズゲイト』のモデルに選ばれ、さらにPSPソフト『クイーンズゲイト スパイラルカオス』にも出演。他にもミナとチャムチャムが出演している。 ちなみに他の新キャラクターたちはことごとく空気。アメリカ大統領候補だったりカラクリ人形だったりお祭りおじさんだったりと個性自体は強いのだが…。 なぜか1人だけ扱いの悪い三九六 今作は「御前試合の優勝者は願いが叶う(*5)」という設定を下敷きにしているため、基本的にエンディングでは操作キャラクターの願いが叶う展開となる。 悪役サイドの連中でも「世界を滅ぼす(天草など)」「みんなを食う(腐れ外道)」という物騒な願い事が成功し、アースクエイクでさえ「宝目当てで魔界行き」とバッドエンドかと思いきや「奇跡的に生還し大金持ちになった」と当人にはめでたい最後なのだが、なぜか萬三九六のみ「優勝したのは寝込んだ際の夢でした」というがっかりオチ。 確かに彼も悪役キャラの1人だが、上述した通りそういったキャラも願いを叶えているので余計に目立つ形となってしまった。 問題点 あまりよくないゲームバランス むしろ、前作よりも悪化してしまった感じがある。 起き攻めや受け身狩りのし易さとそれらへの対抗策、後述の強スピリッツや有利なシステム・バグの相性の部分が総じて大きいため、弱いキャラクターは誰に対しても万遍なく弱く、強いキャラクターはとことん強い傾向にある。 + 強キャラ 強キャラ いわゆる「5強」は真鏡名ミナ・いろは・天草四郎時貞・風間火月・緋雨閑丸。最近の研究では「飛び引っ掻き」と「パクパク・ガブル」の組み合わせによる、避けにくいガード不能を仕掛けられる「チャムチャム」も強キャラに食い込みそうな勢い。 いろはは2段ジャンプを標準装備している上、空中でも出せる飛び道具も持っていて、空中制御の利きにくいサムスピのセオリーを覆す立ち回りができる。地上でも長くて速い蹴り攻撃により、接近戦で相手の攻撃を潰しつつ先手を取りやすい。 更に武器飛ばし技が投げ技であるため後述のバグを活かし易く、相手にそれを防ぐために受け身を強制させて有利な展開にできる。ゲージがストックされる剣スピリッツと非常に相性が良い。防御面は体力が低めという弱点はあるものの、無敵対空を持っているためそれでも強い。 真鏡名ミナは圧倒的なシューティングゲーム性能を持ち相手を寄せ付けない戦い方が特徴。それでいて火力もかなり高め。秘奥義と武器飛ばしを絡めた極めてガードしにくい上下択、ガード不能まで持っており逆転性も充分。 キャラコンセプト上接近戦は苦手なはずなのだが、なぜか近距離技の判定がやたらと強いため、実戦ではそこまで苦手とは言い難い。おまけに画面端から一気に中央まで移動する脱出技さえ持っている。一部キャラ(外道や骸羅など)は体力を犠牲にして画面端に追い詰めても、ちょっと読み違えただけで簡単に逃げられてしまい、可哀相になるほど。こちらも秘奥義が条件次第だが何度も使える剣スピリッツとの相性が良い。 前作までで目立っていた防御力の薄さは、ゲーム全体の火力の低下により結果的に補われている。 天草四郎時貞はほぼ出し得の「汝、暗転入滅せよ」だけで勝てそうな勢い。 高速で空中から突進してくる上、ガード方向を左右に揺さぶれ、当たるとダウン→起き攻めで再度「汝、暗転入滅せよ」→またダウン、以下ループ。一部キャラは壁を背にしていてもめくられる理不尽性能。因みに空中からの突進タイミングは操作側から調整可能。従って一度空中に留まるところを攻撃しようとすると逆にこちらが食らう羽目に。 ガードに成功しても極めて反撃しにくく、確定反撃のないキャラクターがいるのはおろか、ちょっと反撃に躊躇すると逆にガードした側が攻撃を喰らってしまう始末。体力勝ちしているときはそのまま空中で待機できるなど、いろいろぶっ壊れている。 それを抜きにしても数々の搦め手を持ち、逢魔刻の表裏揺さぶりからの戒烈掌崩しなども強力。遠・近二つのモード切り替えがやや面倒だが、逆に言えばどの距離でも戦え、立ち回りも万全。キャラ性能が高いためにどのスピリッツでもその強みを生かせる。 風間火月は僅かな隙で各種必殺技を強化する炎をストックする「災炎」が強力。これの3段掛けを連斬キャンセル必殺技で連続技としてぶち込めるため、高火力と安定性の高さが光る。火月は連斬始動技がリーチ長め、隙無し、投げ無敵ありと優遇されており、元々高性能な連斬が他キャラよりも更に優れている。「火月と言えば天スピリッツ、天スピリッツと言えば火月」というのは剣サムプレイヤーの共通認識といえる。 無敵技こそ持たないが、起き攻めの強いこのゲームにおいてそれを無効化する独自技「炎返し(*6)」を持つため、守りも悪くない。 緋雨閑丸はシリーズ恒例狂落斬の強力な一発と、このゲームでは貴重な無敵対空、素早い踏み込みと中下段の崩しによる「火力と守りと立ち回りの高すぎるバランス」を持った器用万能キャラ。 本作は意図的に「無敵技を少な目に調整」されており、数えるほどのキャラしか持っていないのだが、彼は3つも所持している。ここまで無敵技を持っているのは一人だけ。 狂落斬以外の単発火力はそこまで高くないものの、コンボの締めに使う技がどれも強制ダウンなのでペースを握ったまま継続しやすい。こちらも天草と同じくキャラ性能自体が高いため、どのスピリッツとも相性が良い。 + 弱キャラ 弱キャラ 我らがダークヒーローの牙神幻十郎は一気に最弱候補に。 全体的に技の硬直が長くなり、火力も低下、主力技の一つであるコマンド投げ「雫刃」が失われてしまった点などが挙げられる。 後に挙げられる声優の変更によりドスの効いた渋く重い声もやたらとギャーギャーわめく小悪党めいたものになってしまった。今作で演じた大川透氏は実力派の声優なのだが、演技指導が悪かったのだろうか…? 前々作『零』では最強クラスだった徳川慶寅や新キャラの大統領候補アンドリュー、一部でカルト的人気を持つタムタムも最弱候補。 これらのキャラはとにかく火力が低く、対空が貧弱。差し合いも辛く、起き攻めに対しての対抗策が少なかったり食らい判定が大きい等の特徴が共通している。 バグを含めた、理不尽な戦法が多い 代表的なバグとして、「追い打ち攻撃を受けた後の起き上がりに投げられ判定があるため、コマンド投げを重ねられると確定してしまう」「画面が暗転静止している時も飛び道具は止まらずに動き続ける(=予めガードしていないと当たってしまう)」「ある条件を満たすと、ダウン追い討ちの飛び道具の攻撃力が一閃に化ける(通称:境地一閃)」などがある。 上記のいろはやミナはこれらを利用した武器飛ばし確定状況が作り出しやすく、格差をさらに広げる一因となっている。 これまでのシリーズに比べると火力が減った代わりに、起き攻めが非常に強い傾向にあり、不利な読み合いを強いられる局面が多い。そういったキャラクターを相手に一度転んでしまうと「ずっと相手のターン」にされて負けてしまう可能性が高い。 以前のシリーズまであった移動起き上がりや時間差起き上がりがなくなり、ダウン時間が大幅に増加。間合いやタイミングの調整や、設置技や自己強化技を使用する時間が十分にある。さらにゲーム全体で無敵技を持つキャラがかなり少なく、割り込まれる心配が少ない。 2種類ある受け身を取ったとしても、投げか打撃どちらかに無防備な性能である。ダウン側がどんな行動をしても明確な不利を背負わされるので理不尽に感じられることも少なくない。 スピリッツ間の格差 特殊なシステムのないスタンダードなものほどメリットが少ない。スピリッツはそれぞれゲージの溜まり方や特殊行動、技の基本威力等が違うのだが… この内、隙が少なく各種必殺技やゲージ技に繋げやすい連斬と設置技が裏回りで表裏二択の攻撃手段に化ける「天」、ゲージがストック制になるため、ゲージ技が格段に当てやすくなる上に防御関係が充実している「剣」が強スピリッツとされている。 ゲージを使う「武器飛ばし技」を当てると大ダメージに加えて相手の武器を落とし、後の状況で非常に大きなアドバンテージを得ることができる。「ゲージは被ダメでのみ増え、かつ時間制限のある怒り状態でのみゲージ技が出せる」のが旧作であったが、制約が大きい為狙える時間が限られがちであった。 しかし「天」と「剣」はどちらのスピリッツも攻撃によってゲージが増えるため、必然的にゲージ保持時間が長くなり、狙える機会が増えるのである。 従って、これらのスピリッツと相性の良いキャラがとことん強くなってしまっている。「零」はやはりストック制の無の境地がそこそこ強いものの、それ以外の「怒」「真」「斬」は選ぶメリットが少なく、ガチ対戦ではほぼ使われない。 演出面の傾向の変化 数々の残虐表現で物議を醸した『零SPECIAL』からの反動と、本作の根幹のストーリーが江戸幕府の御前試合になっていたり、開発中のタイトルが「サムライスピリッツ祭」と言うのもあってか、演出ががらりと変わってしまった。 ダメージ演出は血飛沫一つ飛ばない仕様に。そのせいか家庭版の対象年齢もBに下がった。 エフェクト類も半透明処理がかけられるなどしており、従来の作品とは雰囲気が大きく異なる。 ステージの雰囲気も陰鬱なものから一転、人の賑わう明るいものに変更されている。一応初代や『真』にもそのようなステージはあったが、今作はほぼ全てのステージがこのような雰囲気のため目立っている。 サムライスピリッツの象徴的なナレーション「いざ、尋常に」が外人訛りになるという妙な演出も。 擁護すると、これはシリーズでも特定のキャラの声優がナレーションを担当しているというのもあり、それが今回の声優変更と重なってしまっただけという見方もできる(*7)。 キャラクターイラストも『零』で担当していたたっくん氏が再び担当しているが、今までの作品に比べると色調が非常に明るく彫りが薄いため違和感が激しい。 ゲーム性の大きな変化 サムスピなのに一撃のダメージが少ない。特に強斬りは従来の作品では体力の1/3、怒り状態ならキャラクターによっては5割位は減らせるのが普通なのだが、今作では多くてもせいぜい1/4。 その代わりに連続技が入りやすく、ジリジリした差し合いも少ない近年の一般的な格闘ゲームに近いものとなっている。 例外的に「怒」スピリッツの固有システムである「超斬り」は従来の大斬りのような威力を発揮する。ただしこちらは隙も大きくリスクが高いシステムとなっている。 ゲーム性がころころ変わるシリーズとは言え、サムスピの醍醐味と言えば「一撃必殺のバッサリ感」や「差し合い重視のゲームバランス」と言った声が大きく、その根幹を揺るがす様な変化は古参プレイヤーからの落胆を受ける事になった。 逆に、普通の格ゲープレイヤーからは「どんどん攻めていけて楽しい」と好評の声があり、賛否両論。 総評 格闘ゲームとしての出来は良くなかなかやりがいがあるゲームなのだが、それまでのシリーズと雰囲気が大きく異なる事や粗いバランス面など無視できない点も多く目立っている。 当初「シリーズ完結作」と銘打たれていたのもあり、いろいろと賛否が絶えないゲームになった。 余談 本作から約2年後に新作として『サムライスピリッツ閃』の稼働が始まったため、結局シリーズ完結作とはならなかった。 もっともその『閃』は久々の3D作品のため、本作が「純粋なドットグラフィックの2D作品として最後」である事は変わってないが。 その後、2019年6月27日発売の『SAMURAI SPIRITS』(AC/PS4/One/Switch/Win)はグラフィックこそ3Dだが、システム面に関しては2Dのシステムを踏襲した、いわゆる「2.5Dタイプ」になっており、タイトルも初代と同じということから原点回帰の一作となっている。 「いろは」にばかり話題が集中し、悠紀エンタープライズの斜め上なセンスが必要以上に現れた。 ちなみに悠紀エンタープライズは後にあの『アルカナハート(*8)』を開発する会社である。今となってはその片鱗は既に現れていたと言わざるを得ない。 開発を担当した部署は後に「エクサム」として独立し、以降の格闘ゲームは全てそちらから発売している。 PS2版 SNKプレイモアより2006年1月26日発売。唯一の単体移植にあたる。 PS2オリジナルの隠し要素としてボスキャラクター用の「魔」と、動物キャラクター用の「獣」に加え、エディットでシステムを組み合わせて変えられる「祭」の追加スピリッツや、新たな追加キャラクター(*9)が使用できるサプライズがある。 後に廉価版も発売された…が、現在買うならば後述の『六番勝負』の方が良いだろう。 2014年11月19日よりPS3向けゲームアーカイブスで本作(PS2単体版)が配信されている。こちらも単体版準拠のため、『六番勝負』の追加要素は無い。 サムライスピリッツ 六番勝負 【さむらいすぴりっつ ろくばんしょうぶ】 ジャンル 格闘アクション 対応機種 プレイステーション2(*10)Wii 発売元 SNKプレイモア 開発元 Terminal Reality、Mine Loader Software 発売日 2008年7月24日 定価 4,800円(税別) 廉価版 【PS2】2009年6月18日/1,980円(税別) 備考 Wii版にのみオリジナルミニゲーム収録 判定 なし ポイント 2D『サムスピ』シリーズの総集編NG版旧作5本+PS2版『剣サム』改良版『零』まではNG版のベタ移植ハブられた『零スペ』 サムライスピリッツシリーズ NEOGEOオンラインコレクションシリーズ 概要(六番勝負) 江戸時代を舞台とした剣戟格闘ゲーム『サムライスピリッツ』2Dシリーズから 『初代サムライスピリッツ』『真』『斬紅郎無双剣』『天草降臨』『零』『天下一剣客伝』の6作を収録したオムニバス作品。 何故か『零SPECIAL』のみ収録されていない(*11)(*12)。 特徴(六番勝負) 『初代』から『零』まではネオジオ版のベタ移植を収録。 さらにプラクティスモードやキャラクターカラーエディットも新たに収録されている。 BGM音源もオリジナルとアレンジのどちらかに変更可能。 『天下一剣客伝』のみ、基板がネオジオ互換のMVSでなくATOMISWAVEであるためか、AC版ではなくPS2版からの移植となっている。そのため、PS2単品版の追加要素(スピリッツやキャラクター)を全て収録。 さらに、PS2単品版の隠し要素は最初から解禁済みになっている上に、独自の追加要素として、キャラクターボイスは『零SPECIAL』以前の旧CVのものがデフォルトになり、本来の新CVと切替可能になっている。また、この旧CVボイスは過去作の流用ではなく新規収録の物である。 …なのだが、残念ながら一部のキャラクターは設定に関係なく元の新CVのままなど問題がある(*13) PS2版はマルチマッチングBBによるオンライン対戦に対応(現在は終了)。 ちなみに、上記の単品版とはオンラインサーバーが当初は別々であった。 ハードスペックの関係で『斬紅郎無双剣』以降はローディングが発生する。 Wii版はオンライン非対応の代わりに、Wiiリモコンの動作感知を使ったミニゲームを収録。 また、Wii版はクラシックコントローラやネオジオスティック2だけでなくリモコン横持ちとヌンチャクでも遊べる。 もっとも絶対的にボタン数が少ない以上「遊べないことはない」レベルなので、クラコンかスティック推奨ではあるのだが…。 特に『天下一剣客伝』ではリモコンの動作感知をも操作に組み込まれているため、コマンド入力が一番し辛くなってしまっている。 PS2よりもハードスペックが上なためローディングは『零』のみ発生する。 評価点(六番勝負) コストパフォーマンスが非常に良い。 5,000円台でシリーズ6本が遊べられるのはかなりお得。廉価版の定価はさらに半額以下の破格の値段である2,000円台。 また、旧作についても移植度が特に高いネオジオ版である事も好評。 これはネオジオ以外でのハードによる移植版がスペック上の都合などから劣化点を含んでしまっている事も大きい。 さらに言うと、『零』はバーチャルコンソールなどでネオジオ版の配信もされていない。 もっとも現在は品薄なのか、PS2廉価版でも中古価格が初版の定価とほぼ同じとなっている。それを顧みてもお得であるが。 問題点(六番勝負) 『天下一』がPS2版ベースなのに対し、『初代』~『零』までは基本的にネオジオ版のベタ移植であるため、過去の家庭用版での追加要素が無い事。 これが影響するのはボスキャラクターの使用可否で、以前の家庭用では使えたボスキャラクターが今作では使えない。例えば『初代』は天草、『真』はミヅキ、『天』は斬紅郎、『零』は夢路・三九六・我旺が使用不可。 特に『零』については同ハードのPS2で単体版が過去に発売されており、そちらでは夢路と三九六が使用可能になっていたため劣化と取られることも。 今作『六番勝負』収録の『零』はBGMをアレンジに切り替えても一部楽曲がオリジナルのままになっているという不具合がある。また、「斬紅郎無双剣」の1ラウンド目開幕時のBGMも同様の不具合がある。 一方でPS2版『零』はロード時間が長いという問題点があったが、『六番勝負』では単体版よりは改善されて許容範囲内となっている(それでも多少テンポは悪い)。 強制でフィルターがかかっていてかなり画質がボケているなどの欠点もある。 2Dサムスピシリーズのうち、『零SPECIAL』のみが未収録である事。 ゼロスぺはシリーズの中で極めて優秀な対戦バランスを持っていると評されるだけに未収録なのが惜しまれる。 その他(六番勝負) 上記で挙げた通り本作は事実上、過去のPS2版『天下一剣客伝』の完全版に相当する。 しかしPS2版『剣サム』から2年弱しての発売である上に、上記のとおりPS2版単体には無い追加要素や旧作5本込みなどがあるため、既にPS2版剣サムを買った人からは苦言が出る事となった。 ネオジオ版の初代から『天草降臨』まで単品でバーチャルコンソールで配信されている影響なのか、何故かWii版のみ廉価版が発売されていない。 海外版の『SAMURAI SHODOWN ANTHOLOGY』は、2009年にPSP版も発売されている。 当初は日本でもPSP版の発売予定があったものの、最終的には発売中止となった。こちらもPS移植版の初代から『天草降臨』までがゲームアーカイブスで配信されていたり、ネオジオ版の『初代』が『SNKアーケードクラシックスvol.1』で単品移植がなされている関係で需要が見込めないと判断されたのだろうか。 なお、当初は海外版の公式サイトに『零SPECIAL』の画面写真が告知されていたことがあり、一時期収録が噂されたが、実際の製品版ではやはり収録されなかった。 解析により『V Special』のデータそのものは収録されている事が分かっている。 総評(六番勝負) 『零SPECIAL』が入ってないなどの指摘はあるが、やはりシリーズのほとんどを1本でプレイできるのは大きい。 シリーズに興味を持ち、初めて触れるなら迷わず購入な一作といえるだろう。 余談(六番勝負) 2020年にWin/Switch/PS4で『サムライスピリッツ ネオジオコレクション』が発売されたが、そちらは「MVS/AESでリリースされたシリーズ作のみの収録」を謳っており、AC版の時点で基板がATOMISWAVEだった本項の『天下一剣客伝』が未収録となっている。 そのため、『天下一剣客伝』が遊べる本作の価値が失われたわけではない。逆に、本作には入っていない『零SPECIAL』と『零SPECIAL 完全版』があちらには入っているという違いがある。